JOB興し (YAHOO掲示板) "Job Creation"  過去ログ (No. 101 - 150)

 

お上の結論=IT、東急ハンズ、刑場 2001/ 1/14 19:30 [ No.101 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

 

なんでもかんでもITという時代(IT関連株の株価は下がっているにもかかわらず)、お上の結論は、甲府にせよ、松本にせよ、ITということになるでしょうね。

下記は九州をITで活性化しようとする、九州経済調査協会のレポートです(なぜか日本語版にはアクセスできませんでした)。

http://www.kerc.or.jp/html/english/index_survey1998.html

東急ハンズも新規出店に関しては内部で色々と検討してはいると思いますが。甲府にすぐ出店とはいかない諸事情があるのだと想像します。

それから、不肖bernardsstar、99番の投稿に「文化の記憶」と書きました。

ここで、思い出したのが、ロンドン塔、バステューユ広場、コロセウムといった、刑場や殺戮の現場がヨーロッパでは多くの人が集まる観光地になっていることです。

血が流された歴史が人を引き付けるということが、ヨーロッパでは、なぜか肯定されているんですね。日本では刑場跡は史跡ではあっても観光地にはなりませんし、むしろそういった歴史事実を隠そうとする傾向があります。

川中島の合戦跡地も、観光地としてにぎわっているという話を聞いておりません。

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3セクの破綻 2001/ 1/16 1:58 [ No.102 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

話題に脈絡がありませんが、1/15 日経に「3セク破たんの足音、自治体、先送り限界に」と言う記事がありました。累積欠損金の大きな20の3セクがリストアップされていました。うまく行っている所も行政の力で独占出来ているところが多いとか。3セクの経営って難しそうですね。「市場に任せる」「競争原理」「自然淘汰」というキーワードが体質強化に必要なような気がします。保護されれば足腰が弱るってことでしょうか?

これは メッセージ 101 bernardsstar に対する返信です

 

 

Re:3セクの破綻 2001/ 1/16 23:26 [ No.103 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

3セクの建設したリゾート施設の多くは、ドングリの背比べというべきか、長い期間にわたって人を惹きつける魅力に欠けています。

にもかかわらず、かれらは自分らのアイデアに自己陶酔し、借り入れ・地方債を乱発して行き詰まったのが、現在の惨状だろうと考えます。

 

ところで、昨年末は、Innsbruck経済を研究対象にしましたが、本日はスウェーデンの国家・産業の成り立ちを解説したサイトを紹介いたします。

http://www.ict.co.jp/www-sweden/sweden-sangyo.html

このサイトの中で、

「大阪ほどの人口の国が、これほど産業で活性が高いのはなぜか?答えは明らかである。スウェーデンは化学・技術の知識を開発し、それを蓄積して、応用分野を拡大してきたのである。国内市場は大きくないから、国内は知識集約化して、製造は海外に積極的に出ていったという積極的な空洞化もスウェーデンの産業政策の特徴であろう。スウェーデンは、日本の産業政策、特に地方自治体にとって大変参考となる国である。」と述べられています。

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スウェーデン 2001/ 1/17 1:59 [ No.104 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

って国全体がシリコンバレー状態なんですね。日本人との共通性に驚きました。泳ぐときの作法と身長は大きく違うようですが。

甲府などの日本の地方では若者人材が恒常的に都会方面に流出していますのでスウェーデン的な活性化が難しいのかも知れませんね。若者人材が逆流するようになればしめたもんです。で、そのためには...

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続・スウェーデン 2001/ 1/18 22:39 [ No.105 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

>甲府などの日本の地方では若者人材が恒常的に都会方面に流出していますのでスウェーデン的な活性化が難しいのかも知れませんね

...についてですが半島のスウェーデン国と山梨県では言語、文化、地理などの面で良い意味での閉鎖性(まとまりの良さ)に差がありそうですね。甲府人は抵抗無く東京人になることが出来ますが、スウェーデン人がパリ人になったりベルリン人になるのはかなりの抵抗があると思います。これは、大陸と隔離された日本国が大陸とは違った経済的文化的活性を持ったのと同じだと思います。ある意味で甲府は東京に近すぎるのが問題と言えるのかも知れません。対策のひとつとしていっそのこと開き直って甲府が東京の渋谷か新宿になるという発想もあるかもしれませんね。

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Re:続・スウェーデン 2001/ 1/18 23:25 [ No.106 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

 

不肖bernardsstarは、高率で税金を取られるのをいやがってスウェーデンから逃げ出したABBAのことを考えておりました。

不肖bernardsstar、この土日も含め激しく多忙でして(変な表現ですが)、

真剣に考える時間を取れるまで、2〜3日お待ち願いたく。

これは メッセージ 105 BJ555 に対する返信です

 

 

甲府の活性化 2001/ 1/24 22:15 [ No.107 / 1148 ]

投稿者 :

bernardsstar

について、他の方がどんな考え方をしていらっしゃるのか、ネットサーチしてみました。

******************************

http://www.nns.ne.jp/pri/nonaka12/machi.part1.html

甲府市中心部については、「高付加価値化」「ストーリーストリート」を提唱しておられます。駅北中心部については、高層化の推進が、「若年世帯の市外流失化」を防ぐ策であると主張されています。

商店街の活性化に関しては、「商店街カートの導入」「フリーパーキングの導入」「ポーター制の導入」「商店街ポイントカードの導入」を提唱、また、地元の百貨店「岡島」に対して、「戦闘的な地方百貨店としてその勇をはせるべき」との期待を表明されています。

 

http://www.city.kofu.yamanashi.jp/gikai/gijiroku/9909/0929.htm

中心市街地の活性化に関する、柳沢暢幸議員の質問に対する企画部長(内藤宥一氏)の答弁:

「定住化の促進」「タウン・マネジメント機関(TMO)」「PFIの活用(民間事業者にも公共施設の建設等ができるようになった)」

 

http://www.moc.go.jp/region/sesaku/1-12h.htm

国中地方生活圏(山梨県甲府市)

あつたか いきいき 国中新地方生活圏 (西暦2010年)

国土の真中、心豊かな郷土国中の創造を目指して −生活優先社会の形成と日本の交流拠点としての発展−

・リニア 中央エクスフレスの建設促進

・甲府地域テクノホリス開発計画及び甲府地域集積促進計画

・山梨ハーヘストリゾート 構想

***********************************

 

他の方や官庁は以上のように考えているということも参考にして、「甲府の活性化」「JOB興し」を考えていきたいと思います。次のアイデアは、前々から懸案になっていた、シリコンバレーと甲府盆地の比較考察かな?

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Re:甲府の活性化 2001/ 1/25 7:07 [ No.108 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

参照ネット斜め読みさせて頂きました。

行政関係の文章ってあれこれ網羅しなくてはならないので「ご苦労さまーっ」といいたくなる感じですね。でも、考えて見れば自然発生的に発展(または衰退)してきた町並みを人為的にデザインし直そうとするのは大変なエネルギーが必要なわけですね。で、みんな白紙でデザインできる郊外へ流れてしまうのは当たり前と感じます。東京のように人口が多ければ地上げして作り変えてもペイしますがそうでない所は遺跡は(廃墟になるまで)手をつけないで次々に新天地を目指すという乱暴な発想も必要かも知れません。こうなれば車社会を前提にしてもう駅はあきらめざるを得ないかも知れませんし。(実際、郊外に大規模なショッピングセンターや団地が出来ている例は多いですね)

またまた悲観的、かつ投げやり的意見ですみません。

これは メッセージ 107 bernardsstar に対する返信です

 

 

車バス時刻データ記憶LCDウォッチ 2001/ 1/25 22:34 [ No.109 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

話の流れには関係ない件で、開発ではなく、商品企画の範疇に属する話ですが・・・

LCDウォッチには、「デュアル時刻表示」とか「ストップウォッチ」などの機能がついておりますが、普段全く使いません。

そんな機能よりも、電車やバスの発車時刻を最大100件程度まで記憶し表示する機能を付けられないでしょうか?

カシオ様、セイコー様、シチズン様。

(既にこのような機種が発売されておりましたら、すいません。)

これは メッセージ 1 bernardsstar に対する返信です

 

 

109−111 2001/ 1/26 6:09 [ No.112 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

YAHOOのサーバーの調子が悪いせいか、投稿受け付けに問題があり、1つの投稿を3回繰り返すことになりました。

なお、甲府の活性化に関して一言付け加えると:

韮崎にある半導体製造装置大手TE社の社員の給料は高いことが知られておりますが、残業も多く、きっと土日に甲府の中心街を散策するなどといった気分にはならないと思います。

山梨地区にはTE社のような設備型産業の会社が多いのですが、彼らの給料が、地元の流通業を潤し、さらに、消費材のメーカーを潤し、(さらには設備投資を活発にする)という好循環にはなっていないように思われます。

これは メッセージ 1 bernardsstar に対する返信です

 

 

Re:電車バス時刻記憶表示LCDウォッチ 2001/ 1/27 12:17 [ No.113 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

このような機能は PDA ではありますが、ウオッチや携帯電話でもありそうですね。ちなみに私は腕時計がわずらわしいのでケータイを時計代わりに使っています。時計のみならずケータイの機能拡張ってすごい勢いですね。電子メール、インターネット、情報配信、音楽配信、MP3プレーヤー、銀行決済、etc,etc.

これは メッセージ 111 bernardsstar に対する返信です

 

 

画像情報によるネット検索 2001/ 2/ 4 9:41 [ No.114 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

久しぶりに「新商売のアイデア」を提案します。

「この風景は何処?」「この絵は誰の何という絵?」「この写真の人物は誰?」という疑問が生じても、誰に聞いたらいいかわからないという経験が、皆様おありと思います。

然らば、その写真なり絵なりをスキャナーでDigitizeし、そのデジタル情報を「画像情報検索サイト」に送り、そのサイトのコンピュータが(自分の保有する膨大な画像情報の中から)もっともそれに近いと思われる画像を掲載したサイトを探しだして、依頼者に報告するというサービスを提案申し上げましょう。

既に誰かが考案しているのでは?とは思っております(確か、メロディー検索の話は聞いたことがあり)

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「岡島」のリストラ(甲府情報) 2001/ 2/ 4 9:51 [ No.115 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

甲府の地場百貨店「岡島」のリストラの話が、「日経流通新聞 2月2日」に掲載されていました。

岡島百貨店などを経営する岡島が2月1日に、100%子会社の岡島興業と岡島洋装を吸収合併したとのことです。採算改善が狙いです。

岡島は99年2月期と2000年2月期に連続で約12億円の最終赤字を出し、経営再建が急務となっていました。

これは メッセージ 1 bernardsstar に対する返信です

 

 

Re:「岡島」のリストラ(甲府情報) 2001/ 2/ 5 0:23 [ No.116 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

そうですか、地場企業の経営も難しそうですね。

私は明日5時起き出張ですので、また地方情報など報告します。

これは メッセージ 115 bernardsstar に対する返信です

 

 

長野事情 2001/ 2/ 5 22:13 [ No.117 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

長野に行きました。なんと、駅近辺の大型店が東急デパートだけになっていました。今日は天気も良く暖かかったにもかかわらず人影はまばらでした。そごうもダイエーも、またたしか以前は長崎屋もあったと思いますが。すこし駅から離れているヨーカドーも撤退するという話を聞きましたが今回確認していません。

長野も甲府と同じく郊外のロードサイド大型店が繁盛する状況になっているんでしょうか?

これは メッセージ 116 BJ555 に対する返信です

 

 

続・長野事情 2001/ 2/ 6 0:09 [ No.118 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

長野についても甲府と同様のトピがありました。

http://messages1.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1834640&tid=a1vd9lna4bda4 4a4a6a1wa1va5c0a5a4a5a8a1bcd9lne9a1wjdbabf&sid=1834640&mid=1&type=date&first=1

タイトルは 「長野そごう」「ダイエー長野店」閉鎖  です。

これは メッセージ 117 BJ555 に対する返信です

 

 

Re:続・長野事情 2001/ 2/ 6 23:47 [ No.119 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

小生、先日は「インスブルック」の研究をいたしましたが、現在は、「ブライトン」(ロンドンから電車で日帰りのできるリゾート都市)を研究しております。

というのも、甲府・松本に海外から客を呼ぶことよりも、長野に東京から客を呼ぶことのほうが、確かに達成が容易であり、そういった意味では、ブライトンがいかにしてロンドンの客を呼びこんでいるのかを研究することが重要と考えたからです。

長野の衰退と裏腹に、本日の「日経流通新聞」には軽井沢にオープンしたアウトレットモール「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」(PRADA初のアウトレット「スペース」も入居)の興隆ぶりを報道しておりました。現時点では、長野ではなく軽井沢に客が流れる状況になっているようです。長野市近郊のロードサードも研究してみたいのですが、今、手元に資料がありません。

なお、「流通工学」という言葉は、既にオーソライズされており、東京工業大学にも、「開発・生産流通工学講座」が開設されております。

これは メッセージ 118 BJ555 に対する返信です

 

 

長野ー軽井沢ーブライトン 2001/ 2/ 7 0:44 [ No.120 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

長野も東京から新幹線で1時間半で行ける「郊外」になってしまいましたから東京に買い物に出る人も増えたんでしょうかねー。そうすると新幹線や高速道路開通が地域衰退の引き金になるとか...東京近郊では良くある話ですが。

3年前、真冬の軽井沢・プリンスショッピングプラザに行ったことがありますが結構にぎわっていました。駅から近いのも便利でした。軽井沢近辺はまだ使える土地もありそうですね。

では、明日はまた雪国方面彷徨の旅に出ます。ブライトン情報楽しみにしております。

これは メッセージ 119 bernardsstar に対する返信です

 

 

中心市街地活性化推進室 2001/ 2/ 9 23:42 [ No.121 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

ブライトンの研究結果は、12日頃に報告いたします。

その前に、日経流通新聞のサイトのリンク集

http://www.nikkei.co.jp/rs/klinks.html

にあった、中心市街地活性化推進室のサイトにアクセスしたところ、

長野や甲府の「中心市街地活性化基本計画」を掲載しておりましたので、ご報告申し上げます。

http://www.ias.biglobe.ne.jp/madoguchi-go/plans/list24.htm

いずれにしても、これらは常識的・静的な提言であり、もっとひとひねりした提案、動的(ダイナミック)なアイデアを期待したいところです。

これは メッセージ 120 BJ555 に対する返信です

 

 

ITについてのスポット感想 2001/ 2/10 9:02 [ No.122 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

今朝のラジオで大阪市(府?)ではIT化によって150人の職員を削減し、紙の使用量を6割カット、出張旅費を1割カットすると発表しているとのことです。これぞ典型的なITリストラですね。効率向上は大阪市の財政状態を改善しますが、雇用は減り、製紙産業、交通機関など地域経済には大いなる痛手になります。これが蔓延するとじんわり、ゆっくりかも知れませんが世界的な「IT恐慌」という事態にならないかと危惧します。

これはかってロボットが普及したときに欧米の労働組合などで懸念、導入拒否されたと似たような状況かも知れませんが。科学技術がうんと進歩して工場/小売業/金融業教育機関/行政機関などの生産性が上がると取りあえず人員削減の発想は出てくると思います。これはやはりワークシェアリングなどの人類としてのルール作りを急がないと世界経済システムがクラッシュする事態になるかもしれませんね。

これは メッセージ 121 bernardsstar に対する返信です

 

 

(続)ITについてのスポット感想 2001/ 2/11 2:04 [ No.123 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

勝手に話題を変えていますが、インタラプトハンドリングをしていると思ってください。

思えば世の中のコンピューター導入、xxのシステム作り、SI(システムインテグレーション) などの Justification (プロジェクト推進の根拠となる総合メリット、採算性)は殆どの場合「省人化」でしたね。ロボットも「省人化」とも言えますが東南アジア進出などでその意義は薄れ、むしろ品質、精度、安全など要素が大きいと思います。

システム化はもちろんサービスの質の向上、時間短縮、正確性、安全性などもいろいろありますが「省人化」が無ければ始まらないようなところがあります。

ということは全世界で省人化を目指してしのぎを削っている事になります。ある意味で「失業を生むために」あるいは結果として自分が「失業するために」みんな一生懸命 IT をやっているわけですね。

これは メッセージ 122 BJ555 に対する返信です

 

 

Re:ITについてのスポット感想 2001/ 2/11 18:12 [ No.124 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

ITの推進が経済・雇用に及ぼす影響を、定量的に議論することは非常に重要なことであると、考えております。ですが、紙・パルプ産業従事者が何人減る見とおしであるかなどについては、計量が難しいこともあり即答はできません。ただ、ひとつ感想(答えになっているかどうかは分かりませんが)を付け加えておきます。

ある企業の方から聞いた話ですが、その会社の若手従業員に、CADで非常に高いスキルをもった方がおり、その人が親元(北海道)に戻るため辞表を提出しました。会社側としては貴重な人材の社外流出を防ぐために、辞表を受理せず、北海道に、その方が勤務するサテライト・オフィスを開設しました。そして、通信回線を経由してその従業員にCAD業務を継続して行わせるようにしました。ITの進展は、このような勤務形態の可能性を広げます。秀でたスキルがあれば、東京の会社の仕事を北海道でこなすことができ、北海道における雇用を拡大することができるわけです。

その一方で、本日の毎日新聞朝刊には、日本人の女性と結婚して日本国籍も得た米国出身の男性が、小樽市内の公衆浴場で差別を受け、入場できなかったことが書かれてありました。外国人に対する入場拒否は、東京・神奈川地域では(恐らく)起こり得ないことになっていると考えますが、地方では、まだまだ国際化に向けての意識改革が遅れているものと考えます。今後、優秀な外国人(インド人など)にどんどん日本に来てもらって、得意の情報分野の仕事をしてもらわないと日本の発展はないはずで、地方においても、外国人ということだけの理由での差別をやめ、むしろ、来てもらった外国人の世話をする産業を拡大するという意識転換をしていかないと、地方は国際的な大競争の時代の中で生き残っていけないものと考えます。

これは メッセージ 123 BJ555 に対する返信です

 

 

ブライトン(ショッピング産業情報) 2001/ 2/11 21:27 [ No.125 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

ロンドン経済とブライトン経済の相関性を解説した、英国の経済研究所のレポートみたいなものが見たかったのですが、まだ、見つかっておりません。

代わりに、ブライトンの公式サイト、

http://tourism.brighton.co.uk/

の中の、Shoppingのページで見つけた情報から、興味深かった点を報告申し上げます。

 

(1)レストランは、イタリアン・レストランが主体

英国料理はまずいので有名。ロンドン子も、イタリアン・レストランや、中華料理店に好んで出かけますが、ここブライトンも、イタリアン・レストランが中核となっておりました。ブライトンは英国の南端の臨海リゾートなわけですから、料理も明るい雰囲気で!ということでしょう。数あるイタリアン・レストランの中で、「ドナテロ」は、ロンドンにある店には不肖bernarddstarも入ったことがあり、(bernardsstarはグルメ評論家ではありませんが)たぶん有名店なんでしょう。また、ブライトンには、「モシモシ(Moshi Moshi)」という名前の寿司屋もありました。

甲府だから「ほうとう」でなければならない、という観念に縛られる必要はなく、要は、売れる料理を出せばよいのでしょう。

 

(2)雑貨ショップ「チャーチル・スクエア」

雑貨(Miscellaneous)のページにある色々な店の中で、「チャーチル・スクエア」が最もWEBに力を入れているように見えます。

この店(会社)のPress Releaseを見ると、

ロシアの学生、イォウリャ(ユーリャ?)・サハロフが、インターネットで「チャーチル・スクエア」のバレンタイン・デー・クラフト・フェアを知り、2月5〜11日のフェア期間中、ブライトンに滞在して、ロシア・グッズを客のために選ぶ役割を引き受ける(伝統的な英国クラフトの販売も手伝いながら)という情報が掲載されております。

「チャーチル・スクエア」には、ニッキー・ホワイト氏というマーケティング・アシスタントもいるということです。

甲府、松本、長野の商店街も「Internetで英語の情報を発信し、全世界の注目を浴びる」、「マーケティングの専門家の知識を活用し、国際的な水準に到達したマーケティングを行う」といった活動に、すぐに取りかかる必要があるように思えます。

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(続)Re:ITについてのスポット感想 2001/ 2/11 21:47 [ No.126 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

大日本印刷、凸版印刷といった印刷業の最大手は、まだ「IT」という名ではなく、「マルチメディア」という名で世の中が騒いでいた頃から、CD-ROMに力を入れておりました。当時、彼らにとってCD-ROMは不採算事業だったと思われますが、今になってみると、製本コストは下がらないのにCD-ROMソフト制作コストはかなり下がり、百科事典など、本で出すよりCD-ROMで出したほうが安いという趨勢を考慮すれば、彼らの方針は適切であったと判断することができます。

もちろん、WEB経由で、百科事典の収録情報が無料で供給されている現実を見ると、「CD-ROMは時代遅れ」と言われるかも知れません。しかし、CD- ROMが今すぐなくなってしまうわけではありませんし、伝統的な印刷・製本にのみ、しがみついてきた他の印刷会社と比較すれば、大日本印刷、凸版印刷は比較優位に立っているはずです。

ITと出版・印刷との関係を議論する際は、「著作権」も避けて通ることのできない問題であり、全世界の主な美術品のデジタル著作権を手中におさめようとしている、Microsoftの動向にも注視してみる必要がありそうです。

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創造ビジネスセンター、ブライトン 2001/ 2/12 10:23 [ No.127 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

サセックス大学のホームページに49ページから成る論文、

“Brighton and Hove Creative Industries Report” (2000年12月)がありました。

http://www.susx.ac.uk/serig/cir_bh.pdf

内容を要約すると、以下のようになります。

(1)ブライトンとホブ(ブライトンに隣接した都市)は、創造ビジネス(広告、建築、アート・アンティーク、工芸、デザイン、ファッション、映画、インターラクティブ・ソフト、音楽、パフォーマンス、出版、脚本、ソフト、TV、ラジオ、ビジュアルアート、伝統芸術、美術館、ギャラリー、・・・)の集積地として全世界の注目をあつめる都市になることを目指す。

 ブライトンとホブの、約8600社の企業のうち、約1600社が創造ビジネスであり、うち、48%がメディア・芸術関連。1/3がデザイン・ビジュアル。ニューメディアの比率はまだ小さいが急速に拡大中。詳細に示すと、約1600社のうち、最も比率の高いのはデジタル・メディア(249社)。次いで、出版(183社)、ビジュアルアート(167社)、デザイン(143社)、音楽(131社)、アート・アンティーク(129社)、映画・テレビ・ラジオ(97社)、パフォーマンス(97社)、などなど。小企業(micro businesses)から多国籍(multinationals)に至るまで、企業の属性は多彩。

 

(2)創造ビジネス(Creative industries)とITとの結合に注力

創造ビジネスは年率5%で拡大しているが、うち、IT(デジタル、バーチャル)の伸びが急速。旅行・レジャー・デザイン・工芸は堅調に伸びているが、パフォーマンス芸術の市場の伸びは鈍い。なお、全英の創造ビジネス従事者は、1981年には22万人であったが、2006年には56万人になると予測されている。

 

(3)国際的に知られた、ブライトンの歴史遺産が知名度向上に寄与

ブライトン・パビリオン(展示館)、パレス、ウェスト・ピア、シーフロント、ブライトン・ドーム、ブライトン・フェスティバル

 

(4)ブライトン、ホブがロンドンに近い(ガドウィック空港からは1時間)ことは、メリットではあるが、交通・アクセスの面で問題点がないわけではなかった。それらの問題点を解決するとともに、クリエイターにとって働きやすく、住みやすい環境を提供することに注力してきた。活気にみなぎり、寛容的であり、創造的な場所になることによって、ロンドンからのクリエイターの移住を促進することができる。

 

(5)今後の課題として、以下のような項目が挙がっています。

(5−1)アントレプレナーが国際的な水準に到達するまでの過程をサポートする、財政的支援・投資アドバイスの拡充。(このような支援・アドバイスは、今のところ、ロンドンでのみ得られる)

(5−2)R&Dへの投資を5年間拡大する。また、この2年間は、デジタルメディア、ビジュアル、デザイン、ダンスに注力。

(5−3)ブライトン、ホブの居住者から、スター、権威ある賞の受賞者を輩出することが、ブランドイメージをさらに高めることになる。ブライトン・ホブの劇場・音楽・ダンスはまだ国際的な水準に達していないので、レベルを高めることが必要。

(5−4)市議会と創造的企業との間の合意により、ターゲット・具体的な手順を設定し、公共セクターの関与に関するアジェンダを作成する。

(5−5)200人超の雇用をもたらすクリエイティブ企業を、今後3年間で倍増させる。

(5−6)廃業率を今後3年間で半分にする。

 

ロンドンを「東京」に置き換えたとき、Brighton & Hoveを「軽井沢」「湘南」に置き換えることはできなくもないと思いますが、「長野」「松本」「甲府」に置き換えることは、現状では難しいでしょう。 ITによって、伝統的な印刷・製本・出版・製紙の雇用が失われる分を新しい「creative businesses」の伸びによって吸収しようというアイデアは日本にもありますが、このBrighton & Hoveからのレポートのような楽観的な観点で見てよいのかどうか、イギリスでは可能でも日本では不可能なのか、今後注視する必要があります。(英語の本場であり、マスコミの分野で中核であり続けてきたイギリスは、日本よりも優位な立場にあることだけは、間違いありません。)

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Re: MSG 124-127 (ITの功罪) 2001/ 2/12 15:05 [ No.128 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

ネットワークトラブルで少し離れていました。 いつもながらの bernardsstar さんの読解力、要約力、解説力(英語力、国語力)には感服する次第です。

ITの功罪と言ってもいまさらIT化の流れを否定したり逆行したり出来るものではありませんが予想と対策は必要だと思います。ITによって在宅勤務が可能になった例や、SOHO開業での成功例もいくつか聞いています。BJ555めもこの波に乗ってそのうちSOHO的自由業をやりたいと思っていますのでその節はご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

紙の消費量については昔の大型コンピューターからの膨大なプリントアウトはさすがに最近は減ってきていると思いますが、パソコンからのプリント出力は全世界的には増えているんではないでしょうか?これは「じっくり読む」「配布する」「整理・保存する」などの機能により今後も減らないような気がしますね。我が家のネットワークプリンターも 「カラーEPプリンターでなきゃー」 という声が出でいますし。

現在、携帯電話やIT化により享受恩恵は計り知れないものがあり、その意味ではIT技術は総合的に見て人類に多大な貢献をしている事は間違いありません。ただその便利さが多くの別の問題を起こすかもしれません。これは本もろくに読んでいないBJ555の出る幕ではありませんが下記のことが予想されます。

 

1) ネットワーク障害による被害

一般にたよりにしているものが失われると一時的にせよ大きな被害になります。ウイルスや停電やY2K問題やその他の原因でシステムが使えなくなったとき経済活動が止まってしまい、それがきっかけで2次災害や、金融での損害や、営業機会損失などで倒産する企業なども出てくると思います。

 

2) 均質情報による一人勝ち現象

これは今でもすでにありますが、均質情報により分野毎に一般大衆全員がNo.1企業のみを選択するようになり、繁盛するのはMicrosoft、Intel、宇多田ひかる、トヨタ、ソニー等々ばかりで No.2 以下の経営はかなり苦しくなりそうですね。

 

3)バーチャル人の増大

教育、娯楽面でシミュレーターによるバーチャル化が進み、実体験の乏しいバーチャル世代人が社会に蔓延するでしょう。

これは メッセージ 127 bernardsstar に対する返信です

 

 

書籍、映画、音楽、新聞... 2001/ 2/12 23:30 [ No.129 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

ディジタルメディアの浸透は、印刷業、出版社、書店にも大きな影響を及ぼしそうですね。再コピー禁止技術や著作権法の強化なども必要かもしれません。映画や音楽のネット配信でも同様ですね。新聞の個別配達は日本では当面続きそうですが、テレビやケータイの文字放送や情報配信の充実などでいつかは影響が出るかもしれません。CD-ROM はある意味で過渡的なメディアのような気がします。いずれも利用者から如何に正当な対価を回収できるかのビジネス形態に知恵を絞る時代になりましたね。

これは メッセージ 128 BJ555 に対する返信です

 

 

続・ITの功罪 2001/ 2/14 0:01 [ No.130 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

ITに限らず一般に「人類の叡智」とも言うべき科学技術、合理的で効率の良い社会システム全般について言える事ですが、これらは結果的に「衣食住」を始めとする人類の生存に必要な、あるいは人類が要求する物資・情報メディア・サービスの「生産性」を飛躍的に向上させます。生産性の向上は普通は良い事、望ましい事なんですがこれは即時的効果として「省人化」すなわち「雇用減少」を伴います。かって日本は生産性向上で世界の生産を引き受けて繁栄しましたが、世界的に見れば雇用の減少になったわけでご存知のようにこれは「失業の輸出」でもあったわけですね。IT化で創出されるビジネスももちろんありますが雇用数と言う意味では上記の流れを変えるほどだとは思えません。

以前、ある著名な工学者が「科学技術のおかげで昔に比べてうんと多くの人間が生活できるようになったんだ」と科学技術賛美論を書いていましたが、これって自慢できる事でしょうか?人類の数が長い間あるバランスを保っていたのを破滅に向かうほど抑制の効かない方向に導いてしまっただけだとも言えますね。これは具体的にはローマクラブ、人工爆発、環境破壊、地球温暖化、オゾン層破壊、大気汚染、海洋汚染、体内汚染...の話になると思います。

以上、壮大な悲観論的文明論になってしまいましたが IT 化で雇用機会が増えるというのは幻想である事を理解して、社会システムとしてワークシェアリングあるいはペイシェアリング、分かりやすく言えば労働時間制限、失業保険、生活保護のような制度を真剣に考えなければならない時期になっていると思います。

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Re:ITの功罪 2001/ 2/14 6:14 [ No.131 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

おっしゃられていることに対して同感で、昨晩、レスをしようと考えていたのですが、YAHOOの掲示板がとても混んでいて断念しました。

今、政府も企業も、「IT、アイテー」と、躍起になっておりますが、ITがもたらすものは、「売上増」ではなく、「コスト減」ではないか、その行きつく先は、本格的なデフレ時代の到来ではないかと、考えております。

小生が新聞の定期購読をやめた話を既にしましたが、さらに物々交換の進展などで、将来、住宅費・教育費の負担がなければ、一家で年間100万円程度で十分に暮らせる時代が来るのではないでしょうか。そうなれば、逆に、がつがつと資源を収奪しながら売上(給料)を伸ばす必要もなくなり、ローマクラブの心配の解消にも少しは役立つのでは?と、思っております。

また、小説、音楽、絵画などに関しては(写真では、もう既にその時代に入っていると思いますが)、素晴らしい作品を只で公開するということが普通になり、論壇・文壇、楽壇・俳壇などというものはなくなり、また、小説執筆・作曲のみを収入にして生活することはできなくなるでしょう。

財産を蓄積し、金利収入などで年間100万円の不労収入を得ることができる人が、趣味で創作し、ネットで公開するということが普通となってしまうのでは?

経済学の重要な座標軸に「貨幣」があるわけですが、これからの経済学は、「貨幣」を座標軸にしない、「ボランティア」「外部経済」の比重がますます強まるのでは?と考えております。

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ReRe・ITの功罪 2001/ 2/14 23:58 [ No.132 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

うーんなるほど、デフレですか。情報、芸術の発信が容易になりその面でもデフレになるわけですね。世界人類総芸術家、総エッセイスト、総作曲家の時代、あるいはアマチュア氾濫の時代とでも言えるでしょうか?

でも、芸術も一流プロとそれ以外とは見る人が見れば分かるわけですから、プロはプロで生活の道はあるんではないでしょうか?また、例の一元的情報の共有化による一種の付和雷同現象、あるいは判断停止的情報共鳴現象による一人勝ち現象はありそうですね。グルメ雑誌やテレビのグルメ番組で紹介されたラーメン屋に長蛇の列になったりしますので。

貨幣経済については(経済学への造詣ゼロのBJ555ですが)以前から次のような疑問を持っています。ある卓越した経営者兼エンジニア(Dr.E)が多数の超高性能ロボットと全自動の農工業製品製造工場を独占所有し世界中の全ての人類のあらゆる必要を満たす事が出来るようになったとします。さて世界で唯一収入のある(はずの)Dr.E には誰がお金を払うんでしょうか?彼以外の人類はだれも収入はないので無料で恵んでもらうしか生きる道はないわけですから。もっとも Dr.E にはお金はいらないかも知れません。自分が必要なものは自社で生産されるしロボットから必要なサービスも受けられますので。でも、科学技術や、ITがとことん進めば Dr.E が一人ではないにしても人類の1%のみ収入があるような状況が来るんではないでしょうか?そのときのための経済学って準備されているんでしょうかねー?これは気になるところですね。ま、うーんと先の話だとは思いますが。

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アマチュアとプロ 2001/ 2/15 6:15 [ No.133 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

小生は別の視点で考えています。

クラシック音楽の作曲を例に挙げれば、

世界的な巨匠であった、シェーンベルクとアイブズの本業は、それぞれ、銀行員と保険会社社長。言うなれば、彼らは作曲界のアマチュアでした。

一方、日本の作曲界に眼を転じると、職業作曲家でも、めぼしい才能をもった人はいません。要は、職業的にアマチュアかプロかということは二の次の問題であり、作品自体の高さにより高いものが要求されるということは、今後もますます重要になると思います。

楽壇というものが、アマチュアからの優れた才能が参入するのを拒んでいたこと(既得権の擁護)を、ITが解消していくわけです。

クラシックのトピに「宇宿充人」という「才能があるが中央楽壇からは認められない指揮者」が、自分の指揮した交響曲の録音(なんと全曲)をHPで無料で公開しているとの情報がありました。

私は「宇宿充人」のファンではなく、彼の指揮する演奏を聴いたこともないので、客観的な評価はできませんが、もし彼に才能があり、マエストロの資格があるのなら、どしどしこういったことをやってみたらいいのでは?と、思っています。

「IT時代の経済学」に関しては時間がないので後日。

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ITについて 2001/ 2/15 9:17 [ No.134 / 1148 ]

投稿者 : ogami_itoh

ITの進展によってデフレ経済が浸透するというのは事実だと思います。利益をあげるためのITではなく、コストを削減するためのITですから。

 バブル狂乱前においても情報化が叫ばれ、情報技術者が不足する(数百万人)と言われながら、バブルがはじけ、大量の情報技術者が解雇されました。

 現在のIT関連についても、政府は過去を忘れたかのようにIT関連技術者が不足する(数百万人)としていますが、どうでしょうか・・・

 アマチュアとプロの区別はどんどん小さくなると考えられます。ただ、ITの進展は、盗作や引用(これが一番の問題)の増加を生むため、誰が作ったのかという権利の保護が置き去られていることが問題ですね。

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Re:アマチュアとプロ 2001/ 2/15 23:59 [ No.135 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

>世界的な巨匠であった、シェーンベルクとアイブズの本業は、それぞれ、銀行員と保険会社社長。言うなれば、彼らは作曲界のアマチュアでした。

確かにプロよりすごいアマチュアもいることでしょうが分布で言えば男女の身長の差のようなもので平均すればプロ・アマの差は歴然ではないでしょうか?ネット時代でもそれは変わらないだろうと思います。しいていえば極少数の天才的アマチュアに(おそらくは無料で)力量を世に問う場が生まれたという事でしょうか。

玉石混交で芸術、文学などのを民衆が選ぶことが難しい場合は、現在の金融機関や企業の格付け機関のような「各種芸術(作曲家、演奏家、指揮者、画家)、文学」などの「ネット格付け業」が商売として成立する時代になるかも知れませんね。

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Re:ITについて 2001/ 2/16 0:17 [ No.136 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

>現在のIT関連についても、政府は過去を忘れたかのようにIT関連技術者が不足する(数百万人)としていますが、どうでしょうか・・・

システム構築の需要は至る所にありますから、やりたい事がやれないという意味でIT関連技術者が不足しているのは事実だと思いますが、しかしITによるコスト削減自体は広い意味でゼロサムゲームですから彼らに安定雇用・安定報酬を確保するのは困難になると思います。

BJ555の勤務する会社も開発案件は目白押しでエンジニアはいくらいても足りない状況ですが、短期的に採算性のある開発案件なんて殆どありませんのでちょっと大きな開発投資はよほど他に安定収入がないと踏み切れませんね。

これは メッセージ 134 ogami_itoh に対する返信です

 

 

偉大なるアマチュア&自虐的ボランティア 2001/ 2/16 21:58 [ No.137 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

「集団としてのプロ」の平均値と、「集団としてのアマチュア」の平均値との差は確かにあるはずですが、そういった差のことよりも、「傑出した・天才的な・少数の」アマチュアがプロの仕事をも奪ってしまうことに、興味をもっております。

 

★アイヴズ(1874〜1954) 保険会社の社長。エール大学在学中は野球・フットボール選手として活躍(エール大学のフットボールチームを創設)。大半の職業音楽家を避け、コンサートにはほとんど出かけず、自身の作品を出版はしても印税や著作権は放棄した(ショーンバーグ著「大作曲家の生涯(下)」共同通信社より引用)。

このようなアイヴズの生き方に興味を抱いたということは、プロだろうが、アマチュアだろうが、「著作権」を放棄してしまうというような態度じたいに興味をもったということなのかも知りません。このような「自虐的(自虐的であることじたいが本人にとっては快楽)」な人間がふえてくると、他の多くの凡庸な人々においては、プロとしての生活が脅かされてしまいます。

このような例では、今日では、「リナックス」を考案したリーナス・トーバルズ氏や「LHASA」を開発した日本人の方が、まず思い浮かびます。また、ゲームソフトでは多くの人々が無料で自作ソフトを提供しております(中には、無料に見せかけて、あとで通信業者から請求がくるような例もあるようですが)。

これは メッセージ 135 BJ555 に対する返信です

 

 

ogami_itohさん、こんにちは。 2001/ 2/17 15:07 [ No.138 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

>バブル狂乱前においても情報化が叫ばれ、情報技術者が不足する(数百万人)と言われながら、バブルがはじけ、大量の情報技術者が解雇されました。

全く同感です。派遣先から戻されたソフト技術者に机がなく、廊下に立たされていたとか、庭の木の世話の仕事をさせられたとか、悲劇を色々と見聞きしました。

IT、digital economyの将来予測は中々興味深いテーマです。「デフレ傾向を強めそう」ということ以外には、小職としては予測めいたことを言う材料を持っておりませんが、引き続き、フォローします。

これは メッセージ 134 ogami_itoh に対する返信です

 

 

Re:偉大なるアマチュア&自虐的ボランティア 2001/ 2/17 23:42 [ No.139 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

なるほど全世界でリナックスを如何に商売にして行こうかと腐心している中で提唱者リーナス・トーバルズは自虐的ボランティアということですか。偉大なるアマチュアがプロ(Microsoft)を脅かす例でもありますね。

ま、基幹OSは空気や環境や都市インフラのようなものですから個人や私企業が独占するものではないかも知れませんのでリナックスのような行き方もありそうですが、優良芸術・文学・演劇などは、例えば老人ホームでボランティアをするならまだしも購買力のある一般市民すべてに向けての無料サービスは(凡庸であっても非凡であっても)それで食っているプロの生活を脅かすと言う意味で一種の営業妨害になるんではないでしょうか?

だからと言って私は偉大なるアマチュアの情報発信を否定するわけではありませんが、「JOB興し」の精神からは如何に富をスムーズに流通・交換・分配すべきかの新しい仕組み作りに興味があるわけです。(専業ではないという意味で)偉大なるアマチュアが正当な報酬を得られる仕組みが必要な気もします。

これは メッセージ 137 bernardsstar に対する返信です

 

 

ついでに企業での開発について 2001/ 2/20 6:58 [ No.140 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

>短期的に採算性のある開発案件なんて殆どありませんので

開発って一見創造的でカッコ良いけど開発メンバーには大きなストレスがかかり、経営者から見れば大きなリスク(ギャンブル)ですね。特に新しい技術分野に参入する場合はそれなりの人材を集めないと失敗の可能性が大きくなります。最も安全な方法は現在手持ちの技術(自社技術の製品)を深く追求しながらそこからの発展を期待することでしょう。これは大きな飛躍が望みにくいと言う面はありますが、もともと開発がペイするには蓄積効果(積分効果)は不可欠ですからこの姿勢が基本になるとおもいます。リスクの少ない飛躍は異分野技術を持つパートナーと提携あるいは企業買収などで協業する事だと思います。

これは メッセージ 136 BJ555 に対する返信です

 

 

宮崎県 2001/ 2/20 23:28 [ No.141 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

話に何の脈絡もありませんが、

宮崎県で、有名なリゾート施設が倒産しましたこともあり、ちょっと、この県について触れておきます。

 

九州は「シリコンアイランド」と呼ばれ、

 

大分県:ソニー、東芝、TI

鹿児島県:ソニー、液晶ではNEC、セラミックでは京セラ

長崎県:ソニー

熊本県:NEC、液晶では三菱電機・旭硝子合弁

福岡県:ローム 他

 

などと、有力企業が目白押しです。

ひるがえって、宮崎県は、

旭化成が古くからあるものの、

エレクトロニクスでは、

 

沖電気(半導体の主力は宮城県に移転したはず)

富士通(プラズマディスプレイを生産しているものの、雇用力は小さい)

 

と、他県に対して見劣りするように思えます。このような企業立地の遅れが、観光業に過度な期待を抱かせる一因になったとも考えられる。(と、小生は感じています)

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Re:宮崎 2001/ 2/22 4:25 [ No.142 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

九州には住んだ事はありますが、それ以上の知識が無くコメントしにくいのが残念です。野菜いっぱいのちゃんぽんはうまかったですね。

宮崎県は国内の新婚旅行の定番だった時代もあり観光のイメージはもともと高かったような気はします。例のリゾート施設についてはいまどき一流デパート、銀行、生命保険、ゼネコンなどでも倒産する時代なのであれこれ言いにくいんですがなんとなく第3セクターと言う形態の要因も大きそうな気はしますね。

これは メッセージ 141 bernardsstar に対する返信です

 

 

ユビキタス(ubiquitous) 2001/ 2/25 21:37 [ No.143 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

ある雑誌に、「これからはユビキタスの時代」というような特集記事があり、小生、その概念がわからなかったので、この雑誌を購入しようかと思っていたところ、

野村総研のHP

http://www.nri.co.jp/report/index.html

の「未来創発講座」でユビキタスの特集をしていました。

要するに、次世代携帯電話、ITSなどにより、至るところで必要な情報を得られるようにすることのようです。(ああっ、またITで本の消費を抑制してしまった!)

小生、バスファンでもあるのですが、「路線バスの現在・未来」という最近出た本の中で、ITS技術を応用して、京都市バスが全路線のバス現在地をiモードで提供しているということを知り、大変興味を覚えました。これも「ユビキタス」ですね!

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Re:ユビキタス 2001/ 2/26 23:33 [ No.144 / 1148 ]

投稿者 : BJ555

ユビキタスって早い話iモードですか。

いずれにしてもITで賃貸情報、地図情報、求人情報、最新ニュースなどが得られますし、IT囲碁対局、電子メールなどで碁会所や郵便事業の経営も圧迫されるだろうと思います。もろもろ考えるに全世界IT貧乏の構図が見えてきて人類はもはや引き返す事の出来ないITアリジゴクスパイラルに入りこんでいることは間違いありません。個人としてはとことん便利になって「チョー幸せ!」と浮かれている間にタイタニック号の看板にいる自分を発見するわけでしょうか?

by pessimistic BJ555

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フロッピーディスク型 携帯端末 2001/ 3/ 3 11:15 [ No.145 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

地方都市の活性化については、今、あるひとつのアイデアの展開をすすめております。

ここで、新製品のアイデアを思いつきましたので、ご披露します。

今、ほとんどのデスクトップPCにはFDDがついていると思いますが、CDRWや通信(外部サーバーへのデータ収納)、PCカード(主としてノートPC 用)の発達によって、FDDの使用は日に日に減少しているはずです。FDDをつけるにも、PCメーカーはそれなりのコストをかけ、また、FDDはそれなりの体積を占有しているわけですから、もったいないことです。

そこで、FDDの生き残り策を考えました。それは、小型CPUを内蔵した携帯端末を、FDDに接続できる規格のものとして開発・製造することです。この携帯端末は、PCと容易にデータをやりとりでき、かつ持ち運び容易です。このFD型端末には、液晶表示もつけて、iモード携帯電話が表示できる程度の情報も表示できるようにします。

FDDの生き残り策としては、既に、デジカメで撮影した画像ファイル情報(スマートメディア)をFDDでやりとりするものが発売されています。また、PCカードをFDDに接続できるアタッチメントがあればとも思っています(既に世に出ているでしょうか?)。

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素人が1人で組立できる住宅キット  2001/ 3/ 5 1:44 [ No.146 / 1148 ]

投稿者 : kairoya

なんていうのはどっかに売ってませんか?上、横方向に少しずつ建て増しが出来て引っ越しの時には分解して運べるという。無理でしょうね。 

これは メッセージ 1 bernardsstar に対する返信です

 

 

こんにちは!kairoyaさん 2001/ 3/ 5 22:44 [ No.147 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

「どうも、情報・投稿ありがとう」で済まされないのが、bernardsstarの悲しい性(さが)でして、

「素人が1人で組立できる住宅キット」について、さっそく調査を開始します。

少々、お待ちください。

これは メッセージ 146 kairoya に対する返信です

 

 

住宅キット 2001/ 3/ 6 21:55 [ No.148 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

たとえば、こんな商品が・・・

http://www.pal.co.jp/pro/dome.html

http://www.kikaorikan.com/self.html

http://www.best-log.com/sub4.htm

http://www3.ocn.ne.jp/~akaike/kit.htm

これは メッセージ 146 kairoya に対する返信です

 

 

雇用を奪うIT(印刷業) 2001/ 3/ 6 22:07 [ No.149 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

On Demand PrintingのHP;

http://www.odpjapan.com/

の「FORUM」>「オンデマンド入門」を読むと、

近い将来に、オンデマンド印刷技術が印刷業の雇用を奪ってしまうのでは?という懸念が書かれてありました(「写真屋」に関しては、既に顕在化していることです)。

この記事の著者は、印刷業の雇用を守る方策として下記の提案をしていました。

「オンデマンド印刷機を導入するといっても、機械を入れただけではどうにもならない。印刷機のオペレーターも必要、また、印刷に必要な原稿を作ったりデザインしたりする人材も必要。」

また、印刷需要を予測し、受注を獲得する営業センスも属人的なものであると、この著者は言っています。

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英国のモバイル通信事情 2001/ 3/ 6 22:24 [ No.150 / 1148 ]

投稿者 : bernardsstar

WAP: Wireless Application Protocol

が、英国で優勢となりつつある、モバイル通信方式のようです。

ブライトン&ホヴのアルビオン・フットボールクラブのHPは、このチームの最新情報を流していて、とても興味深いものであります。(Jリーグも真似できるかも)

http://www.seagulls.co.uk/wap.cfm

http://www.commerce.co.uk/connexions/pdfs/nov%2000/pdfs/page_008.pdf

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JOB興し過去ログリスト