Critique for Transportation System

 

「ふもふも館長さんの鉄道・交通リンク」へのリンク

この充実ぶりには参った。スロバキア国鉄・クロアチア国鉄にも容易にアクセスできます。 

このバナーは、乗り物館のページ(http://www.inv.co.jp/~fumo/)から借用させていただいておりますが、リンクは直接、「リンクで冒険」につながっています。

 

最強の「南武線ホームページ」(Excellent "Nanbu Line" Homepage founded and managed by Mr. Kohno)

河野さんの、「南武線ホームページ」で、南武線HOT情報を御覧ください。

(http://nambusen.vrenpo.com/)

 

「浦和美園」駅の活性化策:長距離バスターミナル

埼玉高速鉄道の終点、「浦和美園」は、ワールドカップが過ぎ去ってしまった現在、利用者増が緊急課題となっていることでしょう。

この駅の近くには、東北自動車道、浦和料金所があります。東北方面から来た車は、この料金所を抜けて、首都高速道路に入り、渋滞に巻き込まれます。

以上の2つの要素を勘案すると、仙台発、浦和美園行きといった高速バス路線を開設すれば、バスの定時運行に寄与するばかりでなく、浦和美園駅の活性化策にもなるのでは?と思います。浦和美園という名称では、東北地方の人々にイメージがわきにくいのであれば、「浦和美園」駅を、「浦和美園・六本木乗換え口」というような名称に改称すればよいと、考えます。「浦和美園」駅の駅前広場には、高速バスターミナルに使えそうな十分すぎるほどの余裕があります。  (02年8月9日)

 

プラハで仕入れたバス情報

以下、プラハの「フローレンツ・バスターミナル」で、01年12月末に仕入れた情報です。

詳細は、下記サイトもご参照ください。

http://www.jizdnirady.cz

(「Odkud」に出発地名、「Kam」に行先地名を入力し、「Vyhledat」をクリックします。)

(1)プラハ<>ロンドン線

この路線を宣伝ポスターで大々的に宣伝していました。週2便で、料金は、往復が大人:3300コルナ(1コルナ=約4円)、ユースパス:2970コルナ、子供:1650コルナ。片道がそれぞれ、1900, 1710, 950コルナです。ダイヤとしては、火曜発が、ブルノ:14:00、プラハ:16:45、ピルゼン:18:00、ロンドン:11:00(翌日)です。土曜発は、ブルノ:8:45、プラハ:11:30、ピルゼン:12:45、ロンドン:6:00(翌日)となっています。

(2)プラハ<>カルロヴィ・ヴァリ線

カルロヴィ・ヴァリ経由で他都市に向かう便も含めると、30分に1本程度の間隔で出ています。

(3)チェスキー・クルムロフ 日帰りに便利なダイヤ

行き: プラハ発 7:30 チェスキー・クルムロフ着 10:20

帰り: チェスキー・クルムロフ発 15:00/16:10 プラハ着 17:55/18:55

(4)国際バス

以下の都市へは、フローレンツ・バスターミナルから国際便が出ていました。・・・ベオグラード、ミンスク、ローマ、ナポリ、ニース、ベルン、バーゼル、チューリヒ、ミラノ、トリノ、アムステルダム、ソフィア、シュトゥットガルト、オスロ、ストックホルム、ハンブルク、ザグレブ、ブラチスラヴァ、バーンスカービストリツァ etc.

さらに、ウクライナ共和国の各都市に出ているバスは、・・・・(チェコ語での発音を基本として都市名を記載)ドリナ、ドゥロホーヴィチ、フスト、イヴァン・フランキフスク、イルシャヴァ、キシネフ、キエフ、リビフ(リボフ、あるいは、リビュー)、ルツク、ムカチェロ、リヴネ、ストゥシィ、スヴァルヤヴァ、ウシュゴロト、テルノピル、ヴィノグラドヴォ、ゾロチフ

(02年1月14日)

 

等々力<>武蔵新城 OR 武蔵小杉 仮想バス時刻表 

東急・大井町線の「等々力」駅から多摩川べりにかけ南下する道路の拡張工事が進行しており、一方で、南武線の「武蔵新城」駅の近く、又玄寺交差点から、「新横浜・宮内線」を多摩川べりに向け延伸する工事が進められています。将来、この間の多摩川に新しい橋がかかれば、等々力<>武蔵新城、等々力<>武蔵小杉 というバスの新路線を開設することが可能となります。(もし、事業を引き受けるとすれば、東急バス)

この区間を利用する客層は、(バスマニアを除けば)以下に分類できると思います。

(1) 世田谷方面から、川崎市の等々力公園に向かう、「Jリーグ観戦客」「散策」

(2) 高津区・中原区(や他の南武線沿線)から、等々力・尾山台周辺への用事・通学。武蔵工大・東横学園・産能大 通学、尾山台の商店街・図書館、等々力の豆腐屋などの名店、等々力渓谷散策など

(3) 宮内付近の住民の都心への通勤・買い物 (従来は、武蔵新城に歩いたり、バスで高津か武蔵小杉に行っていたのが、まずバスで等々力に出て、大井町線経由で都心に向かう)

(4) 世田谷地区から割安な新城の商店街に買い物に

(5) 等々力付近の住民が、南武線沿線に通勤・通学 

そこで、以下のように仮想バス時刻表(平日のみ記載)を考えました。

等々力 発(S: 新城行、K: 小杉行)

武蔵新城 発

武蔵小杉 発

5

50(S)

6

00(K), 10(S), 20(K), 30(S), 40(K), 50(S)

10, 30, 50

25, 45

7

00(K), 8(S), 15(K), 23(S), 30(K), 38(S), 45(K), 53(S)

10, 28, 43, 58

05, 25, 40, 55

8

00(K), 8(S), 15(K), 23(S), 30(K), 38(S), 45(K), 53(S)

13, 28, 43, 58

10, 25, 40, 55

9

00(K), 10(S), 20(K), 30(S), 40(K), 50(S)

13, 30, 50

10, 25, 45

10

00(K), 10(S), 20(K), 30(S), 40(K), 50(S)

10, 30, 50

05, 25, 45

11

00(K), 10(S), 20(K), 30(S), 40(K), 50(S)

10, 30, 50

05, 25, 45

12

00(K), 10(S), 20(K), 30(S), 40(K), 50(S)

10, 30, 50

05, 25, 45

13

00(K), 10(S), 20(K), 30(S), 40(K), 50(S)

10, 30, 50

05, 25, 45

14

00(K), 10(S), 20(K), 30(S), 40(K), 50(S)

10, 30, 50

05, 25, 45

15

00(K), 10(S), 20(K), 30(S), 40(K), 50(S)

10, 30, 50

05, 25, 45

16

00(K), 8(S), 15(K), 23(S), 30(K), 38(S), 45(K), 53(S)

10, 28, 43, 58

05, 25, 40, 55

17

00(K), 8(S), 15(K), 23(S), 30(K), 38(S), 45(K), 53(S)

13, 28, 43, 58

10, 25, 40, 55

18

00(K), 8(S), 15(K), 23(S), 30(K), 38(S), 45(K), 53(S)

13, 28, 43, 58

10, 25, 40, 55

19

00(K), 10(S), 20(K), 30(S), 40(K), 50(S)

13, 30, 50

10, 25, 45

20

00(K), 10(S), 20(K), 30(S), 40(K), 50(S)

10, 30, 50

05, 25, 45

21

00(K), 15(S), 30(K), 45(S)

10, 35

05, 25, 55

22

05

  (01年11月11日)

 

 

交差点限定タイプの路面電車 

最近、LRTの形での「路面電車復権」が叫ばれています。しかし、交通事情・道路事情・採算性・市民の意思などを考慮すると、現実化はなかなか難しいものと思われます(具体的に動き出すのは、岡山の路線拡大くらいか?)

一方、幅の広い道路の横断歩道で、お年寄りが青信号のうちに渡りきるのに難儀しているのを見るにつけ、以下のアイデアが生まれました。いわば、車道を「川」に見立てた「渡し舟」です。

(構想図は、鋭意作成中です。交差点付近の建物や電車のデザインに凝っているため、ここに貼りこむには今少し時間を必要とします。・・・・そこで、本当に原始的な構想スケッチを下記に貼りこみました。きちんとした絵ができるまでの間、ご辛抱ください。(注記 2019.3.10 このオリジナルページ(2001年記載)の時点では、Yahoo Geocitiesへのリンクを作っておきましたが、サイト移行に伴い、さくらインターネットのアドレスへのLINKに修正しました)
 I am sorry but, please wait until I can paste one completed picture in this section. Below is a rough sketch by which I'd like to inform you of my imagination.)

 構想図へのリンク(Go to my sketch of "crossing tram")

 

ABCDは、4つの角にある「駅」です。

この路面電車は低床式で、老人やハンディキャップの方が楽に乗れる構造です。1両編成で車体も小さく、10人も乗れば満員と考えてください。ABCDの各駅で90度に方向転換できる構造です。

ABCDの順に交差点を巡回します(左側通行の車の流れに対応するため)。歩行者用の信号の指示に従って進行します。

料金は、老人やハンディキャップの方は無料。その他は一律10円でどうでしょうか。運転手の人件費をまかなうための派手な車体広告も必要と考えます。駆動方式はバッテリーカーです。ABCDの各駅に停車している最中に、非接触方式で電力の補充を受けることとします。(車庫からは一般道路をタイヤで走ってきて、この交差点に着くと、特殊な車輪が出てくる・・という構造も必要と考えます)

この「路面電車」を敷設する候補地としては、上野駅 駅前の昭和通りとの交差点、渋谷駅 駅前の明治通りとの交差点などが挙げられます。

路面電車の路線を長い距離にわたって敷設し、運営すると、採算性の確保が難しく、他の交通機関への悪影響も懸念されますが、こんなミニ路線なら、難なく導入でき、街のイメージアップにもつながるのではないでしょうか?

難点を言えば、今までにない非常に特殊な車両であるため、開発費が馬鹿にならないということです。(01年6月24日 & 9月2日)

 

イタリア「アルザーニ社」の鉄道本 

大変にチャーミングなイタリアの鉄道レトロ写真が満載。僕は、「I nostri ricordi」という本を持っていますが、他の本も買ってみたい。東京・神田神保町の、「イタリア書房」に注文すれば、船便で3か月くらいで届きます。

http://www.alzani.it/libri/catalogo.asp?collana=10

 

「路線バスの現在・未来」 

「路線バスの現在・未来」(鈴木文彦著、グランプリ出版、2001年1月22日発行)

という面白い本(全300ページ)が出ています。

 

低床式バス、ハイブリッドバス、1日乗車券など、路線バスの最新動向を、

内外の資料を駆使して説明しています。

 

僕は、とりわけ、ITS(Intelligent Transportation System)の記事、

「iモード対応バス到着時刻予測システム」などに興味を覚えました。 (00年2月25日)

 

フランクフルトの路面電車

94年・秋に撮影した写真です。

 

氷河特急

スイスのツェルマットから、クールを経てサン・モリッツに至る氷河特急は有名ですね。勾配を考慮し傾けて設計したワイングラスは、よくTV番組で取り上げられます。日本でも、こういった優雅でゆったりとした列車がもっとふえてほしい(カシオペア、北斗星、トワイライトエクスプレスくらいか?)と感じています。

 

東京から甲府・松本方面にこうした列車を走らせられないか、考えてみました(日本には氷河はありませんが、氷食地形=カールは、北アルプスに存在しています)。まず、出発地点は、新宿の喧騒を避け、品川駅、7〜10番線のうちのどれかとします。新宿までは山手貨物線(埼京線)を走行し、新宿は通過して中央線に入ります。

 

途中、甲府、小淵沢、茅野、松本、大町には停車し、南小谷止まりとします。車両は電車ではなく、EF64の牽引する豪華客車とします。終点近くで、美しい情景を楽しませてくれる青木湖、木崎湖は、「ラーゴ・ビアンコ」(英語でいえばWhite Lake。サン・モリッツからイタリアに抜ける路線づたいにある、神秘的な湖)に匹敵すると言えましょう。

 

南小谷から、さらに列車に乗りつづけたいという客のために、乗り継ぎ列車を待たせておきます。車両は気動車でも構いません。この列車は、糸魚川、富山、高岡、金沢を経由し、和倉温泉行きとします。和倉温泉で一泊した客は、翌日、小松空港や能登空港(将来開設)から空路、帰京することもできます。

 

以上のような、コンセプトで開設された「ジャポネ氷河特急」は、甲府・諏訪・松本・大町・白馬地域のブランド力を高め、中国、韓国、台湾、東南アジアなどからも集客する大きな原動力となる・・・と、小生は考えているのですが?  (00年12月21日)

 

パリ北駅みたいな終端駅が好き

というような声を先日の審議会の答申が封じてしまいそうです。もし、上野駅から現在の北斗星号の出発風景さえもが奪われてしまったら?

パリの北駅とサン・ラザール駅(怪盗ルパン・シリーズの「奇怪な旅行者」に登場)、ロンドンのビクトリア駅(南海の難波駅は、この駅にちょっと似ている)など、僕の好きな駅の多くが終端駅です。

東急東横線の渋谷駅は将来、明治通りの地下で営団地下鉄(新宿・池袋方面)と直結されるそうですが、現在の終端駅も並行して残されるんでしょうね?もし、そうでないとしたならば、駅の風情が失われるばかりでなく、山手線・銀座線・井の頭線への乗り換えに関しては改悪としか言えなくなり、大迷惑です。(なにしろ、渋谷川の下をくぐる半蔵門線のそのまた下という恐ろしい深部を通ることになるわけですから) (00年2月6日)

「路面電車の大逆襲」(水曜社)を読んで

この本はLRTの研究本です。欧米諸都市のLRTはカラー写真付き(これが大変に美しい)で紹介し、日本各地に残った路面電車については、モノクロ写真付きで紹介しています。文章の論調は、基本的に、高架・モノレール・地下鉄中心の日本の都市交通政策を批判しています。私は、LRTに適する都市(既に道幅の広い道路が整備された地区:例えば、荒川沖〜筑波中央間、幕張本郷〜幕張メッセ間)にLRTを導入するのには賛成ですが、南武線のLRT化(このことは本書内では提言しておりませんが)には反対です。多くの乗客は高速アクセスを欲しておりますし、LRTでは、南武線が対処していた交通需要をカバーすることは不可能でしょう。南武線の将来像は、高架化の促進による踏切の全廃と、8両化、平日日中のフリークエント・サービスの提供にあるように思えます。

南武線が好き!

「この路線のこの区間が好き」という人は多いはず。僕は、山手線の品川・新宿間、京浜急行の品川・京浜川崎間と並んで、南武線の武蔵小杉・武蔵溝ノ口間が好きです。女房もそう言ってます。ちなみに、地方路線では、銚子電鉄、江ノ電、大井川鉄道が好きです(これには同感という方も多いでしょう)。  (99年12月21日 記す)

おしゃれになった南武線が好きという人は多いが、やや暗めの「南武線」が好き・好きだったという人達もいます。川崎在住のテレビドラマ作家で小説家の山田太一氏は、「まだ川崎というのは暖かみがあって、汚いところもあるし、うさんくさいところもあるから、全体に街として生きているんだと思いますよ。僕なんか、南武線はきれいになってほしくないと思っているこらいですから。」と、1986年に記述している。(杉山康彦著 「川崎の文学を歩く」 多摩川新聞社、1992年初版、の79ページから引用させていただきました。)

私自身も、南武線・武蔵小杉・武蔵溝ノ口間の高架化工事がたけなわの頃の、旧・武蔵中原駅(高架)の暗さを大変に懐かしく思っています。立川方面が最初に高架になった時、まだ地平にあった川崎方面行きの電車に乗ることは、その19世紀の欧州都市的な暗さから、快感ですらありました。  (99年9月2日 記す)

 

溝の口(武蔵溝ノ口)駅周辺の新しい風景(00年3月12日撮影)

東急とJR東日本の溝の口駅周辺では近代化工事が進行中。これに伴い、先端的な光景とともに、風情豊かな光景が生まれている。たとえば、JR溝ノ口駅の壁面は英国風の煉瓦で構成されている。建設中の高層マンション(溝の口・新城間)が共産主義時代の東欧のような印象を与えることすらも、私には好ましいことのように思えるのだ。

(Picturesque Scenes around JR East&Tokyu Musashi-Mizonokuchi Station)

Modernization of the Musashi-Mizonokuchi Station yields modern/smart scenes and old-fashioned elegant scenes in surrounding area of this station. For example, wall of JR East Mizonokuchi station consist of british style bricks. Even following impression fascinates me; I feel taste of eastern Europian communism age (steel and broadax) for constructing complex housing between Mushashi Mizonokuchi & Musashi Shinjo. 

(These photos are taken on 12th March 2000.)