死の都

2005/ 2/10 3:08

メッセージ: 1343 / 1477

投稿者: oursonours (42歳/男性/福岡県福岡市中央区)

 

コンルンゴルドの死の都

ザルツとほぼ同じ顔ぶれ、スタッフのを12月ウィーンで見ました。指揮、演出ともすばらしい出来です。この作品これまで音だけ聞いてもあまりピンとこなかったしフリードリッヒの演出も同様でしたが、今回、初めて納得しました。確かに録音の方はホールのアコースティク面の問題点を引きずってますね。

これは ZAKKYO2000 さんの 1335 に対する返信です

 

うらやまし〜

2005/ 2/10 9:58

メッセージ: 1344 / 1477

投稿者: ZAKKYO2000

 

>BS2 <死の都>

 

情報ありがとうございます。

これってDVD2セット分まとめてやっちゃうということですね。

しか〜し!、我が家はBSはいっていません。(トホホホ)

誰かに頼まねば・・・。

 

oursonoursさん、こんにちは。

 

実演をウィーンで見たなんて、本当にうらやまし〜。

昨年はヨーロッパでは結構上演されていたようですが、日本で上演されるのはいったい何時になるやら。

これは oursonours さんの 1343 に対する返信です

 

>BS2 <死の都>

2005/ 2/10 15:35

メッセージ: 1345 / 1477

投稿者: other_wind (男性/海外earthsea)

 

耳寄りな情報ありがとうございます。

 

頑張って起きて観ます。

これは jumeautriste さんの 1342 に対する返信です

 

Young Poland

2005/ 2/11 8:05

メッセージ: 1346 / 1477

投稿者: la_vera_storia (男性/神奈川県 日本の空の下)

 

Bernardsstar-san,

 

How are you doing these days ?

 

Very glad to know that you get interested in “Young Poland (Mloda Polska)” movement.

You say you are looking for good books on this subject, written in Polish. Here is the one which seems to be just fit on your interest, although I haven’t read it yet.

http://www.polonia.com/polishbooks/product.asp?sku=7613

 

Besides, will you please refer to the Messages 977 on Topic of “Music and Culture in so-called Central Europe”. There, I just mentioned one Polish painter, Stanislaw Wyspianski, who played an central role in painting of this cultural movement.

 

Anyway, please give me a plenty of time to start “Figures and Portraits in Music and Arts at the turn of the Century.”

 

Bye for now !

 

Kind regards,

これは bernardsstar さんの 1322 に対する返信です

 

Re:Young Poland

2005/ 2/11 8:15

メッセージ: 1347 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

la_vera_storiaさんは、現在、海外旅行中で日本語は読めるが入力できない環境だと思います。どうも、海外からはるばるご投稿ありがとうございます。

 

小生は、本日は祭日なので自宅にいますが、昨晩は深夜まで働かされました。

面倒な案件を処理すれば処理するほど、また別の案件が転がってくるようです。

 

ご紹介いただいた本、ぜひ、購入して読んでみたいと思います。

スタニスワフ・ヴィスピァィンスキについても、何か面白いことがわかったら報告します。どうもありがとうございます。

これは la_vera_storia さんの 1346 に対する返信です

 

ウィーン国立歌劇場

2005/ 2/11 13:19

メッセージ: 1348 / 1477

投稿者: orso56jp

 

「死の都」、京都で井上道義が一度上演したのでは?

書き忘れましたがポール役はザルツと違いステファン・グールド、自分は今回初めて聞きました。(デノケ、ボー・スコフは勿論出てます)次のバイロイトの指輪ではジークフリートらしい注目株なのでしょうね。良かったです。この死の都、ウィーンでも評判で(JCBの人の話)チケットが取りにくかった。国立歌劇場の引っ越し公演は数年おきにあるのに、なぜ小沢のモーツアルトなのでしょう。コルンゴールドは国立歌劇場の実力を見せつけるにはうってつけのプロダクションだし日本でも2ー3回の公演なら客は入ると思うのです。

これは ZAKKYO2000 さんの 1344 に対する返信です

 

>読書

2005/ 2/11 14:54

メッセージ: 1349 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

読書・・マラルメ、ヴェルレーヌ、ランボオ詩集などを読もうと見ていましたら、ちょっと面白いものがあり、今、読んでいます。

1885年8月「ワグナー評論」に掲載されたマラルメの評論です。

 

マラルメ

「リヒャルト・ワグナー」

  あるフランスの詩人の夢想

 

訳者付記によりますと、

フランスにおけるワーグナーの認識は、

不評だったタンホイザーのパリ初演以来、

ボードレールの好意的紹介など識者の努力で、徐々にワグナー信者が出てきたそうですが、

1885年頃はまだ世間の大半の認識は充分ではなかったそうです。

 

マラルメ自身は妄信的心酔に陥らず、自分自身の拠るべき基準をもって、

賞賛するにも、批判するにも冷静さを持っていたということです。

評論ですが、ちょっと読みでは難しい文章に思います。

 

昨日、デュパルクの歌曲集を聴いていましたが、

その中でも、ワーグナーの影響が顕著な作品があります。

<法悦  ジャン・ラオール詩>

 

聴いているのはモラーヌです。

曲はもちろん、美しい美しい歌唱です。

これは bernardsstar さんの 1333 に対する返信です

 

井上道義の「死の都」

2005/ 2/11 19:59

メッセージ: 1350 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

京都での公演のあと、錦糸町で公演(オケは新日フィルだったと記憶しています)。錦糸町のほうは、小生、聴きにいき、このトピのずっと前のほうで感想を書いた記憶があります。ただし、演奏会形式に近い(簡易な舞台と演出)ものでした。演奏字体はハイレベルでした。

これは orso56jp さんの 1348 に対する返信です

 

読書(ドビュッシー)

2005/ 2/11 20:06

メッセージ: 1351 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

岩波文庫(青)に、「ドビュッシー音楽論集」という本があり、この中で、ドビュッシーはリヒャルト・ヴァーグナー(主として「パルシファル」について)、ジークフリート・ヴァーグナーについて論じています。ジークフリートについては、最初、建築家を志し、その後、音楽に転じたことについて「?」の評価です。

 

そのほか、ドビュッシーは、ラモー、ベートーヴェン、R・シュトラウス、ダンディなどについて、この本の中で論じています。ブラームスについては、完全に無視です。

 

ご紹介いただいた、このマラルメの評論は、まだ読んだことがありませんでしたが、ぜひ、読んでみたいですね。

これは jumeautriste さんの 1349 に対する返信です

 

 

ピアノ伴奏<ヴェーゼンドンク・リーダー>

2005/ 2/13 17:27

メッセージ: 1353 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

フラグスタートが歌う、ピアノ伴奏のヴェーゼンドンクです。

ピアノはムーアで1948年の録音

先日投稿しました昔の録音を集めた4枚組CDシリーズからです。

(グリーグ、ヴォルフ、リスト、フォーレ、ドビュッシー、グノーなど)

 

 

ベームの厚いほうの解説に書かれています、

ワーグナーがオットー・ヴェーゼンドンクに宛てた手紙の内容、

前後は省略しますが、

「・・・・中程度の上演が私を救うことができる。

完全に優れた上演は人々を狂気にしてしまわずにおかない・・・・」

 

音楽の官能性についてではなく、

”非道徳性”について言ったのであろう、と書かれていますが、

語った相手がヴェーゼンドンク・・・このリーダーを聴くたびに

マティルデの後々の気持ちを思い図ってしまいます。

 

 

>薄いほうの解説

 

見つかりました。

ベームの息子のことですが、

いまひとつ意味がつかめません。

録音方法を提案したということなのでしょうか?

これは bernardsstar さんの 1319 に対する返信です

 

ベーム、息子との共演

2005/ 2/20 11:39

メッセージ: 1359 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

WEBサーチの結果では、息子カールハインツが「トリスタンとイゾルデ」の舞台に出たという記述は見つかりませんでした。

 

唯一、共演の記録として確認したのは、

父が指揮し、息子がナレーションを務めた、サン=サーンス:「動物の謝肉祭」の録音。

 

なお、カールハインツは、最近、エチオピアで貧しい子供の支援活動を行っているとのこと。

これは bernardsstar さんの 1354 に対する返信です

 

プフィッツナー VcとVnのための協奏曲

2005/ 2/21 22:15

メッセージ: 1360 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

プフィッツナー:

チェロとヴァイオリンとオーケストラの為のデュオ Op.43

 

単一楽章のように聞こえる3楽章形式のようです。

楽想は以前感想を書いた、チェロ協奏曲Op.42に似ています。

 

最初はオケとチェロからですが、それがいい感じの始まりで、

淡々と、移り行く景色のように、

何気なく通り過ぎて行く景色のように、気持よく音楽が流れます。

これは jumeautriste さんの 1127 に対する返信です

 

チェリスト、カサドの研究サイト

2005/ 2/23 22:54

メッセージ: 1361 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

プフィッツナーがチェロ協奏曲1番を献呈したチェリスト、カサドを研究したサイトを見つけました。

 

http://www32.ocn.ne.jp/~cellist2/works.htm

これは jumeautriste さんの 1360 に対する返信です

 

バレンボイム指揮のマーラー「夜の歌」

2005/ 2/25 4:15

メッセージ: 1362 / 1477

投稿者: la_vera_storia (男性/神奈川県 日本の空の下)

 

ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)指揮・Pf.

シュターツカペレ・ベルリン(Staatskapelle Berlin)

〈曲目〉ベートーヴェン ピアノ協奏曲第2番変ロ長調 op.19

    マーラー 交響曲第7番「夜の歌」

 

昨夜に続いて、さらにバレンボイムの指揮を聴く。マーラーの第7交響曲は、コンサートでの演奏回数も他の交響曲と比較するかなり少ないというのも、この第7交響曲へのアプローチの難しさを示しているように思う。まさに、マーラーの作品中最大の「問題作」と言って過言ではないだろう(あるいは「偉大な失敗作」?)。別の意味で言えば、この曲を好きと言ったり嫌いと言ったりすること自体、従来の好悪の価値判断から自由になることができていないことになるかも知れず、やはりこの曲は難物であると言ってよい。

 

バレンボイムの指揮で実際に聴いてみて、これは非常に考えさせられる演奏だった。というのも、これは通常のケースだと大変な名演だったと評価できそうだが、この曲の性格と、そしてバレンボイムのアプローチが非常に異なっていたために、こうした形で純粋にバレンボイムに拍手喝采を浴びせるのが正しいものかどうか必ずしも判断できない問題があるように思った。まずこの第7交響曲は少なくとも終楽章は、いろいろな要素が入り組みつつ、やや複雑なパロディだろうことは間違いない。それに先立つ第2、3、4楽章も謎の多い楽章だと思う。引用されているテーマを考えれば、この第7交響曲はやはり第6交響曲と深い関係にあるだろう。双子のペアとまでは無理でも、非常に親密な関係を匂わせる。第6番の終楽章においてハンマーで打ちのめされた「主人公」にとって、この第7番の終楽章で最終的に勝利などするはずがなく、よって第7番の終楽章の馬鹿騒ぎはなにかの戯画か、あるいはパロディだろう。そのようなことから、そもそもこの第7番に初めから「勝利」などない。ところが、バレンボイムの今日の指揮で聴くと、この第7番全体の本質であるかもしれぬ「勝利なき虚無・虚脱感」などではなく、全体が大きな作りの通常の堂々たる大交響曲となり、中間の夜曲は密度の濃いロマン性に彩られた音楽となっている。 末端部分での強調などはせずに、全体が豊かで大きな音響体として捕らえられ、従ってあの終楽章も、この大交響曲の壮大なクライマックスとして提示されていた。全体に非常にリハーサルで練り上げた様子がうかがわれたし、ほとんど全ての音については、バレンボイムの意図した方向で鳴らし切れていたように思った。このようなアプローチをした場合、今までの演奏だと、終楽章のみ遊離した印象を与える傾向があったのだが、今日のバレンボイムの指揮だと、全体がスムーズに有機的に終楽章につながっていくし、クライマックスも純粋に壮大であるとすら聴こえる。バレンボイムは、パートを独立させて鳴らそうという気はなく、それよりはそれらを全体のプロポーションの中に振り分けようとしているから、結果としてパロディとしては聴こえないのではないか? それにしても、過去にこういうやり方で成功した指揮者は非常に少ない(テンシュテットくらいか?)のではあるまいか? 感心したことも事実であるけれども。....がしかし、実の第7交響曲像はそうではないように思う。単なるロマン主義を突き抜けた、一種の「複雑系」の音楽なのが実像ではないだろうか? そういう点で、今まで実際に聴いた演奏の中では前に挙げたマゼールとシノーポリがこういう性格にのっとった表現をしていて成功したように思う。

 

前半のベートーヴェンの2番のコンチェルトだが、これはベートーヴェンの成熟期の音楽であるかのような落ち着きがあり、いつもながらのバレンボイム特有のロマン的な味わいが濃厚だった。こういう表現にかけては弾き振りのバレンボイムの長所が良く出ていた。今にして思うことだが、この前半のベートーヴェンの第2協奏曲の演奏、ひょっとして後半のマーラーへの伏線だったかもしれない。     

(2005年2月20日 於 サントリーホール)

これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です

 

シュレーカー「室内交響曲」

2005/ 2/26 8:22

メッセージ: 1364 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

室内オーケストラのための作品ですが、ブラスセクションも充実していて中々聞きごたえがあります。さすが、歌劇「烙印を押された者」の作者の作と思いました。

 

20世紀に作曲された「室内交響曲」には、他にシェーベルク作曲、ショスタコーヴィチ作曲(弦楽4重奏曲からの編曲)などがあるわけですが、それらと比べても決して聞き劣りしません。

 

CD での演奏は、ハインリヒ・シフ指揮、スイスのヴィンタートゥール・ムジークコレギウムです。オーケストラの技量・音楽性はハイレベル。ヴィンタートゥールは、チューリヒからボーデン湖方向に少し行ったところにある街で、かつて、リルケに住まいを提供したこともある文化に理解のある都市とのこと。

 

このCDに収録されている、クシェネクのヴァイオリン協奏曲1番は、1923年にクシェネクがスイスに移住して住んだ街であり、また、マーラーの娘アンナと短期間ではあったが結婚生活を送った街である、このヴィンタートゥールで作曲されたとのことです。

これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です

 

訂正

2005/ 2/26 8:41

メッセージ: 1365 / 1477

アバターとは?

投稿者: bernardsstar

 

>20世紀に作曲された「室内交響曲」には、他にシェーベルク

 

は、シェーンベルクの間違い。

 

なお、クシェネクのVn協奏曲1番は、ショスタコーヴィチの作風と相通ずる感じがしました。

これは bernardsstar さんの 1364 に対する返信です

 

マーラー<夜の歌>=偉大な失敗作

2005/ 2/27 12:42

メッセージ: 1366 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

la_vera_storiaさん

 

バレンボイム指揮 シュターツカペレ・ベルリン<夜の歌>

ご感想、拝見させて頂きました。

文中での”「偉大な失敗作」?”

この表現、タイトルに使わせて頂きました。

よろしいでしょうか・・気に入っています。

 

この”偉大な失敗作”ですが、

マーラーのシンフォニーは、この第7と第8、

このふたつでいいと思うほど愛する作品です。

 

たしかに問題作であるというような評価もありますし、またある本のなかでは純器楽の5、6、7番の頂点であるとか書いている解説もありますが、

私の場合、どちらでもいいわけでして、音楽として一番素直に楽しめます。

聴いていて”面白い”です。

両端楽章は痛快ですし、

中間2、3、4楽章は幻想的でロマンティックでいつも聴き入ってしまっています。

 

”隅から隅まで好きな作品”いくつかあるますが、この第7もそのひとつに入ります。

音楽全体、醸し出す雰囲気そのものが好きです。

終楽章のディオニソス的な乱痴気騒ぎですら、違和感なく聴けます。

 

耳を傾けていると、ひたすら音楽に引き込まれて、

私なりに情景が浮かんできたりします。(3楽章はげげげの鬼太郎てき情景)

そんなことで、昨日から7番を聴いてます。

 

ブーレーズを久しぶりに聴いています。

細かいところもよく聴こえますが、音楽はけっこうコクがある感じです。

 

今日はマズア、ゲヴァントハウスです。

これは la_vera_storia さんの 1362 に対する返信です

 

マーラー<第8交響曲>

2005/ 3/ 2 11:56

メッセージ: 1367 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

第7交響曲<夜の歌>を聴いていると、

”ve-ni ve-ni cre-a-tor spi-ri-tus"の合唱が

そこ、ここから聴こえてきます。(聴こえるような気が・・)

 

 そして人間の声として聴こえるのが第8交響曲、

第7で育まれたエネルギーが第8として地上に現れ出た、

そんな感じを受けます。

 

クーベリック指揮

バイエルンRSO、同合唱団、WDR合唱団、クナーベン・コーア

バイエルンの合唱は技術的には完璧、声が若々しくて、合唱団としては何を歌っても好きです。

 

独唱、ドナルド・グローブの”マリアをたたえる博士”

よく通り、よく伸びるリリックな声で素晴らしいです。

マティス、アローヨも秀でています。

これは jumeautriste さんの 1366 に対する返信です

 

転換期の音楽とグノーシス

2005/ 3/ 2 23:04

メッセージ: 1368 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

転換期の音楽のキーワードとして、「グノーシス」はどうか?と、最近思いつきました。

 

グノーシスの特徴として言われるのは、神秘思想への傾倒(ゾロアスター教、マニ教、ブラバツキーのオカルティズムなど)、独我論(従って、カント、ショーペンハウエルなどのドイツ観念論もグノーシス的傾向をもつとされる)、禁欲(肉食を絶つ)とそれに真っ向から対立する快楽主義、などなどです。

 

グノーシス的傾向をもつ文学者として、ランボー、イェーツ、プルースト、トーマス・マン、ヘッセ、ムージル、ジョイス、カフカなどの名が挙げられています。

 

それでは、音楽家は?ということでサーチしてみたところ、

 

http://www.aurora-usa.net/html%20files/theosophy.html

 

には、The Esoteric World of Madame Blavatsky という本の紹介があり、

 

ブラバツキーが影響を及ぼした作曲家の名前として、マーラー、シベリウス、スクリャービンの名が挙げられていました。 

これは bernardsstar さんの 1330 に対する返信です

 

Re:マーラー<第8交響曲>

2005/ 3/ 2 23:17

メッセージ: 1369 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

jumeautristeさま

 

ご投稿を継続的にいただき、誠にありがとうございます。

 

この曲って、天国を描こうとして、成功していますね(天国をこの眼で見たことはないけれど)。

 

この企ては野心的であり、まさに「グノーシス的」だと、小生には思えます。

これは jumeautriste さんの 1367 に対する返信です

 

マーラー<第8>第U部 

2005/ 3/ 5 0:12

メッセージ: 1370 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

bernardsstarさん

 

第U部 冒頭 ”ファウスト”終幕

 

山谷、森、岩、荒涼たるところ

 聖なる隠者たち、山の下から上へ、

 分かれ分かれになって、岩のはざまに座をとる。

 

この部分の情景描写、巧みですね。

 

 

>投稿

 

押しかけ投稿者で、

お忙しいのにご負担をおかけしているのではないかと、

気になり心苦しく思うこともありましたが、

お付き合いいただけたお陰で、プフィッツナーの室内楽もほとんど、

あとピアノ5重奏を残すほどになりました。

こちらこそ感謝しています。

これは bernardsstar さんの 1369 に対する返信です

 

プフィッツナー

2005/ 3/ 7 21:51

メッセージ: 1371 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

小生は、プフィッツナーの室内楽完聴まではまだ頑張る必要があります。

 

プフィッツナーの指揮による録音が以前話題になったことがありました。彼がベルリン国立歌劇場オーケストラを指揮した、ベートーヴェン:交響曲6番「田園」の録音が残っているそうですが、

 

「無名名曲」のトピで最近投稿させていただいた、フランツ・シャルクも「田園」を指揮した録音が残っているとのことです。

これは jumeautriste さんの 1370 に対する返信です

 

プフィッツナーの指揮

2005/ 3/ 7 21:59

メッセージ: 1372 / 1477

投稿者: xfdrvw

 

こんばんは。

 

彼のベートーヴェン:交響曲6番「田園」の録音はNAXOSからCDが出ていますね。OTAKENからは自作自演の録音が出ています。「パレストリーナ」3つの前奏曲、交響曲作品46、VnとVcの二重協奏曲、「ハイルブロンのケートヒェン」序曲といったところが入っています。

 

戦前は指揮者として知られていたようです。

これは bernardsstar さんの 1371 に対する返信です

 

インバル指揮のマーラー第9交響曲

2005/ 3/ 8 2:59

メッセージ: 1373 / 1477

投稿者: la_vera_storia (男性/神奈川県 日本の空の下)

 

エリアフ・インバル(Eliahu Inbal)指揮  

ベルリン交響楽団 (Berliner Sinfonie-Orchester)

(曲目) マーラー 交響曲第9番 ニ長調

 

インバルとベルリン交響楽団の組み合わせは、2002年の10月にベルリンで聴いて以来。その時は、このオーケストラの弦楽器を中心とした透明な音と、インバルの見事な手綱さばきに非常に感心した記憶がある(本トピのMessage 724, 725にその時の印象を記した)。今夜の彼らのマーラーの演奏も、2年半前の印象とほとんど同じであると同時に、先日聴いたばかりの Staatskapelle BerlinやGewandhausorchesterの音色と比較してみると、旧東ベルリンのこの楽団がドイツ統一後に最も変化したオーケストラであるように思う。さらに加えれば、DDR時代と比較すると、全体に非常に軽い響きのオーケストラになったと思う。

 

今夜のマーラーの第9交響曲だが、これは如実にインバルという指揮者のここ数年の変化を物語るものであり、その結果としては知情のバランスのとれた名演だったと思う。今夜の演奏の「情」については説明が必要だろう。もともとインバルは、マーラーの交響曲全曲を録音したあたりでは、非常にカロリーの少ない演奏というか、そこにはブーレーズとは全く違った意味での冷徹で醒めた知性の存在を感じさせていた。そのためか、自分としては正直言ってなかなか好意的な評価をすることができずにいた。 80年代にフランクフルト放送交響楽団を率いてヨーロッパ各地で演奏したのを数回聴いたが、あまり納得して聴いた記憶がない。

 

今夜のマーラーの第9交響曲の演奏だって、そういう冷徹な眼と耳に支配された演奏であったことに変わりはないものの、以前とは異なりテンポをゆったりととって、弦楽器をたっぷりと大きく歌わせており、しかもそこに過度の思い入れが全くないためか、弦楽器の歌そのものが音のドラマを作り出す。そこに情が吹き込まれる...という表現が正しいだろうか。 打楽器、金管楽器に対しての明確な指示によって、眼の覚めるような鮮やかな音像を提示している点も見事だったと思う。また、全体の見通しの良さというものもきわだっていたようだ。

 

やや残念だったのは、インバル自身の体調が思わしくなかったように感じた点である。第1楽章と第3楽章を指揮し終えたところで指揮台の前に用意してあった椅子にどっかりと腰を下ろしてミネラルウォーターを口にしていたし、なかなかそこから立ち上がらず、ちょっとはらはらもした。この体調不良の影響か、第2楽章で部分的に指揮が演奏の後を追う箇所があったし、テンポを変える瞬間の切れ味が彼にしては甘かった。しかし多分、事前にオーケストラとのリハーサルで徹底的にやっているようで、大きな乱れにはならなかった。

 

第1楽章はたっぷりとしたテンポにのって、弦楽器が大きな呼吸で歌っていた。第2楽章は卑俗なところの皆無な演奏。第3楽章は巧みにコントロールされているくせに、大変な迫力だった。インバルの指揮は、以前よりも簡素だが(今夜は指揮棒を使っていなかった)、要所の指示は実に細かくて的確。終楽章は、「人間の肉体的な死の冷徹かつリアルな描写」と表現した評者の説がまさに正しいのではないかと思えるほど、実に冷徹であって、しかも非常に透明な美しさを感じさせた。自家中毒的な要素は皆無である。 ersterbendの終結、そして会場の長い沈黙のあとの拍手.....。インバルも、オーケストラメンバーの去ったステージに2度も呼び出され、盛大な拍手に応えていた。 今夜の会場の聴衆の入りは悪く、おそらく60%くらいではなかっただろうか? それにもかかわらず、実に聴衆は熱心だったと思う。今後このコンビの演奏からは目を離せないように思った。

 

(2005年3月7日 於 サントリーホール)

これは la_vera_storia さんの 724 に対する返信です

 

OTAKEN

2005/ 3/13 20:11

メッセージ: 1374 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

このレーベルは奇特なレーベルのようで、

 

アーベントロート指揮の、プフィッツナー:小交響曲 や、

 

イッセルシュテット指揮:交響曲1番 

 

ベーム指揮:交響曲2番 

 

といったCDも出しているようですね。

これは xfdrvw さんの 1372 に対する返信です

 

>OTAKEN

2005/ 3/14 20:36

メッセージ: 1375 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

これは青裏って言われているCDーRですよね。

 

もう廃盤になったのとか、珍しい録音があるし、

プフィッツナーも貴重ですが、青裏全般高価なのが・・です。

 

このレーベルではなかったと思いますが、この類のレーベルで

ティーレマンの”ブルックナー第5(ミュンヘン・フィル)”があったのですが、

2枚になっていて手が出なかったです。

 

この3月にDGから正規輸入盤が出て、先週、喜んで入手しました。

82分半がぎりぎり1枚に収まっています。

 

同じ録音か日時を確かめてないのですが、同じでしょう、とのことです。

これは bernardsstar さんの 1374 に対する返信です

 

スクリャービンとF・シュミット

2005/ 3/17 18:40

メッセージ: 1376 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

F・シュミット2番とスクリャービン3番<神聖の詩>

 

今日は予定を変更したため、時間があって気分転換に交響曲を2曲聴きました。

 

 

スクリャービン3番は、感覚的に合う、

鳴り響く響き、旋律、リズムが体感できる、そういう曲です。

 

1楽章の主題は「闘争、憂鬱、反抗」

2楽章は「倦怠」

終曲は開放された人間精神の「舞踏と喜び」

 

を表しているいる曲とされていますが、

私には曲全体が”喜びと陶酔”そんなふうに感じます。

華のある曲だと思います。

 

一方、

F・シュミットはいまだに近づくことが出来ないでいます。

声の入っている作品のほうは馴染めますけれど・・。

 

F・シュミット2番:ヤルヴィ、シカゴ響

スクリャービン3番:プレトニョフ、ロシア・ナショナル管

これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です

 

ータ指揮のR・シュトラウス3交響詩

2005/ 3/17 20:44

メッセージ: 1377 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

今秋の来日オーケストラの目玉は、このバイエルン国立歌劇場オケの演奏会だと思っています(マーラー交響曲の演奏の日もあり)。

 

今は多少暇ですが、秋には連日の残業状態でチケットをフイにするのでは?と思うとチケットが買えません。

これは la_vera_storia さんの 1373 に対する返信です

 

スクリャービンの交響曲

2005/ 3/17 20:51

メッセージ: 1378 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

3番と4番は僕も好きなんですが、1番には「気負い」が感じられて、また、5番は聴衆を納得させるには今ひとつ力不足という感じをもっています。

 

スクリャービンはロシア人ですが、肖像写真を見ると、タタールの血が入っているのか、東洋的な顔立ちですね。山田耕筰など日本人の作曲家にも大きな影響を与えたと言えます。

これは jumeautriste さんの 1376 に対する返信です

 

哀悼 ベルティーニ

2005/ 3/21 12:44

メッセージ: 1379 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

マーラーで定評のあるベルティーニが亡くなられましたね。

 

実演では残念ながらマーラーは聴いてないのですが、

2003年7月にブラームス1番と

シューマンのピアノコンツェルト(ピアノはオピッツ)を聴きました。

 

朝比奈先生が亡くなられてからの大フィルでは、

特に印象に残る、感銘を受けた演奏でした。

大フィルにとっては弾きなれたブラームスとはいえ、

舞台が揺れているようなうねりのある、訴えかけの強い演奏で、

あの指揮姿は目に浮かびます。

これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です

 

Re:哀悼 ベルティーニ

2005/ 3/21 15:35

メッセージ: 1380 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

アクのある演奏をする名指揮者だったと思います。

マーラーの演奏については、交響曲3番などを、小生もTVやFM放送で接しただけです。

実演に接したのは、都響定演での、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲3番、ベルリオーズ:幻想交響曲でした。

これは jumeautriste さんの 1379 に対する返信です

 

たそがれの夢 ジャスミンのしげみの奥へ

2005/ 3/23 13:16

メッセージ: 1381 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

早いもので今年もジャスミンの頃になりました。

 

毎年、お彼岸のお参りには

出店で花つきのいいジャスミンを買ってきて薫りを楽しみます。

 

これからは外気に沈丁花、ジャスミンなど花の香がまじり、

香水はいらないか・・と思う時期です。

 

似合う曲は、モーツァルト、シューマン、シュトラウスのリート・・

これは jumeautriste さんの 1036 に対する返信です

 

2人のシュミット

2005/ 3/23 22:43

メッセージ: 1382 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

最近は、フロラン・シュミットの曲に興味を持ち、CDを買ったりしています。フランツ・シュミットのほうは、かなりの曲を聞いていますが、フロランのほうはまだほんの少ししか聴いたことがありませんでした。

 

フランツ・シュミットの交響曲2番、第1楽章、第2主題は曲想が、若干、プフィッツナーの2曲めのチェロ協奏曲に似ている・・と思ってます。

これは jumeautriste さんの 1381 に対する返信です

 

>二人のシュミットとシチェドリン

2005/ 3/25 11:46

メッセージ: 1383 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

>フランツ・シュミットの交響曲2番、第1楽章、第2主題

>若干、プフィッツナーの2曲めのチェロ協奏曲に似ている・・

 

2曲目というと、単一楽章のノスタルジックな始まりのでしたね。

F・シュミットはとっかかりが見つけ難くて・・こういうヒントを与えて頂くと、

聴き込むいいきっかけになります。

2楽章も難儀です。

 

 

>フロラン・シュミット

 

着々と新しい作品をお聴きになられているようで・・私のほうは開拓が進んでおりません。

最近、シチェドリンの管弦楽曲を2曲聴いたくらいです。

オーケストラのための協奏曲、1、2番で、

1番はジャズバンドとオーケストラのための作品、というような感じの曲で、

シャブリエのエスパーニャのようなところもあり、

派手派手でノリのいい楽しい曲です。(8分強)

2番は<グロッケン> こちらはショスタコのようなベルクのような・・

どちらもパーカッションが大活躍の作品です。(10分半)

これは bernardsstar さんの 1382 に対する返信です

 

>シチェドリン

2005/ 3/25 13:18

メッセージ: 1384 / 1477

投稿者: junco0707 (女性/大阪府)

 

jumeautriste様 こんにちは

 

横レス失礼します。

シチェドリンの珍しい曲をお聴きになられたようですね。

そのCDは今も発売されているのでしょうか。大変興味が

あります。よろしければ番号を教えていただけますでしょうか?

よろしくお願いします。

 

ピアノ協奏曲の2番と交響曲(番号は忘れましたがきっっとハ長調)を

以前聞いたことがありまして、好きな作曲家です。

でも最近はほとんどCDが出ていないので残念です。

 

どうも失礼しました。

これは jumeautriste さんの 1383 に対する返信です

 

>>シチェドリン

2005/ 3/25 21:42

メッセージ: 1386 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

juncoさま 

 

2000年録音のようですが、昨年の秋に購入しました。

メインは<カルメン組曲>

併録として

前投稿の曲です。

 

レーベル:DG

番 号:471 136-2

 

ミハイル・プレトニョフ指揮

ロシア・ナショナル管

 

<カルメン組曲>(ロジェヴェン)がテープでしか持っていなかったので買ったのですが、

メインより面白く聴いています。

これは junco0707 さんの 1384 に対する返信です

 

>>>シチェドリン

2005/ 3/26 10:57

メッセージ: 1387 / 1477

投稿者: junco0707 (女性/大阪府)

 

jumeautriste 様 こんにちは

 

さっそくのお答え有り難うございました。

ようするにB面の曲なんですね(笑)

その方が楽しい曲があることが多いような気がします。

 

カルメンはオリジナルの印象が強いのであまり面白いとは思いませんでした。

でも今はこれしか出ていないんですね。シチェドリンは素敵な曲ですからもっと

色んなものが出ても良いと思いますが、残念です。

 

ジャズの要素が入っているは多いですが、彼のピアノ協奏曲はすごくクールな

感じのジャズが入っていて楽しかったです。

 

ぜひ今回ご紹介いただいた曲を聴きたいと思います。楽しみです。

ご親切感謝します。

これは jumeautriste さんの 1386 に対する返信です

 

ジャズ

2005/ 3/27 11:52

メッセージ: 1388 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

>ジャズの要素

 

一度実演で聴いたことがありますが、

 

ロルフ・リーバーマン(1910〜1999)

作曲家、1959年からはハンブルクの歌劇場の音楽監督だった人で、

1954年に初演された

<ジャズ・バンドと交響管弦楽のための協奏曲>(25分位)

 

ジャズがコンツェルティーノ、オケが伴奏のようなかたちで融合されて、

ブルース、マンボなどジャズの形式が取り入れられてました。

 

録音もあるようなので、もう一度聴いてみたいと思っています。

これは junco0707 さんの 1387 に対する返信です

 

>ジャズ

2005/ 3/28 20:49

メッセージ: 1389 / 1477

投稿者: junco0707 (女性/大阪府)

 

jumeautriste 様

 

こんにちは。

ロルフ・リーバーマンのジャズ・バンドと交響管弦楽のための協奏曲のお話、有り難うございます。

面白そうなのでさっそく聴いてみました。NAXOS Classical 8.555884

 

ROLF LIEBERMANN(1910-1999)、スイスの人ですね。オペラの製作を手がけているようですが、あまり

情報が無くてどんな人かよくわかりませんでした。

 

このCDには他にもたくさん曲が入っていましたが、Furioso for Orchestra がJAZZぽいノリの良い

曲でした。交響管弦楽のための協奏曲はIntorductionに出てくるピアノがJAZZぽいちょっと現代風の

音楽だと思っていたら、いきなり次のJumpでJAZZになっていてビックリしました。でも上手に融合し

ていますね。なかなか雰囲気があって素敵な曲だと思います。お気に入りです。

 

全体的にちょっとおとなし目ビッグバンドぽい感じがして、シチェドリンを思い出してしまいました。

大変興味深い音楽を教えていただきまして有り難うございます。

トピ主様、こちらのトピから話題をずらせてみたいですみません。

これは jumeautriste さんの 1388 に対する返信です

 

ロルフ・リーバーマン

2005/ 3/29 14:51

メッセージ: 1390 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

juncoさま

 

いつも意欲的に熱心に聴かれていて、感心しています。

 

調べて頂いたナクソスのCDはいろいろ聴けるようで、これで聴いてみます。

 

ハンブルクの音楽監督の1950何年か以降はほとんど作曲はしていないそうですが、

リーバーマン自身が作曲したオペラがありました。

<女の学校>と、タイトルは忘れたのですが、もうひとつありました。

以前、セル指揮のオペラを探していて見つけたもので、

もちろん未聴ですが、数少ないセルのオペラですし、いつかは聴いてみようと思います。

レーベルはオルフェオでザルツのライヴでした。

これは junco0707 さんの 1389 に対する返信です

 

19世紀末・20世紀末 

2005/ 3/29 21:03

メッセージ: 1391 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

junco0707さま jumeautristeさま

 

どうもいろいろと面白い情報ありがとうございます。

 

小生が最近聴いた、フロラン・シュミット「詩篇47」は、フランツ・シュミット「7つの封印の書」に似た印象を与えると感じました。どちらも宗教音楽で、オルガンソロが劇的な効果を発揮するところも似ています。19世紀までの西洋クラシック音楽にはキリスト教の宗教音楽が大きな影響を及ぼしていることは誰しもが認めるところです。19世紀末〜20世紀初頭は、そのような面からの脱却として、ユダヤ教的要素とか、退廃(ココシュカの絵が象徴するような)とか、神秘思想とかが音楽の要素に入り込んでいったと思ってます。

 

ところで、20世紀末はどうだったか?と言えば、世界のミュージックシーンは、やはりポピュラー音楽中心と考えざるをえず、また、商業主義極まれり、というのも厳然とした事実。その一方で、宗教からの影響といえば、ブラック・ミュージックにその影響を認めることができると思います。米国発祥のブルースは以前からありますが、80・90年代頃からブームになった「ラスタファリアン」(ジャマイカで始まった音楽。ボブ・マーリーのような大物が現れて、世界じゅうのポップミュージックに大きな影響)は、エチオピアの最後の皇帝、ハイレ・セラシュを神と信奉する、小国の集団が世界に大きな影響を与えたということで、無視できない現象でしょう。エチオピアの古文書「王たちの栄光(Kebra Nagast)」に拠れば、太古の時代、シバの女王が、ユダヤの王、ソロモンに会ったときにもうけた息子が、アーク(聖櫃)をエチオピアに運び込んだとされ、エチオピア皇帝の血筋はソロモンに繋がっているとするのが、「ラスタファリアン」の根本思想にあります。

 

小生の予想では、今後の世界の芸術・文化・社会は、ますます、伝統的なキリスト教のそれからは遠ざかっていくような気がします。2012年12月23日が、マヤの予言では「終末」とされているそうで、マヤ文明や広く中南米の文化に対する関心が、今後高まっていくのではないか?と思っていますが、ただ、99年7月は何も起こらなかったので、2012年はそれほど意識されないかも知れません。

これは junco0707 さんの 1389 に対する返信です

 

>ロルフ・リーバーマン

2005/ 3/30 9:48

メッセージ: 1392 / 1477

投稿者: junco0707 (女性/大阪府)

 

jumeautriste 様 こんにちは

 

珍しいモノ好きのなので偏ったものばかり聴いています。

お恥ずかしいしだいです。

みなさんのように幅広く深く音楽を楽しめないかと、いつもお話を伺っています。

 

リーバーマンのオペラは、お知らせいただいた「女の学校」以外にも、

「ペネロペ」「レオノーレ」「メディア」というものがあるようです。

どれもストーリーはわからなかったのですが、題名が面白いので興味があります。

jumeautriste 様はオペラがお好きなようなので、もし聴かれる機会がありましたら、

ぜひレビューをご披露いただきたいと思います。

 

「女の学校」はこちらのサイトで紹介されていますが、ドイツ語なので、なんの

ことやら状態です。(汗) ドイツ語に堪能な方がいらっしゃいましたら、教えて

いただきたいと思います。

http://www.gaiahaus-insel-corfu.de/18.htm

 

宜しくお願いします。

これは jumeautriste さんの 1390 に対する返信です

 

Inflight Entertainment

2005/ 3/30 16:14

メッセージ: 1393 / 1477

投稿者: junco0707 (女性/大阪府)

 

bernardsstar 様

 

お邪魔しております。

 

世紀末における音楽の変遷、たいへん興味深く読ませていただきました。

仰るとおりキリスト教とともに育ってきたクラシック音楽は、時代と共にキリスト教の存在が

希薄になるにつれ、様々な宗教や思想に影響を受けながら変わっていくことと思います。

 

20世紀末の新しい音楽はたくさんのモノがありすぎて、例を挙げるのは大変難しいこですが、

一つのおもしろい曲を見つけましたので紹介させていただきたいと思います。

 

2000年に発表されたオーストラリアの作曲家 Graeme Koehne (1956-)の曲、Inflight Entertainment

はそういう意味ではクラシック音楽の新しい方向の一つとして大変面白い音楽だと思います。

 

Koehne(コーエン?)はアデレード大学で学び1982年にオーストラリアの作曲賞を受賞しています。

彼はポストモダニズム音楽の主要な作曲家としてあげられています。現代ポピュラー音楽の

リズミカルで旋律的な作品が多いようで、このCDに入っている作品は、どれも派手で賑やかで

リズミカルで私好みのモダンな曲です。

 

Inflight Entertainmentのいわれはわかりませんが、特に飛行機の中で聴くような曲とも思えま

せん(笑)この曲はオーボエ協奏曲といえるようなオーボエソロが大活躍の曲で、ラテンのような

JAZZのような楽しいノリの曲です。初演時には喝采を浴びたようです。

2楽章にあたるHorse Operaはとても美しい曲です。ところでオーボエが美しく奏でる曲というと

映画の「ミッション」を思い出しますが、ちょっとそんな感じもします。

 

映画のバックグラウンド音楽にも聞こえ、かなりクラシックスタイルから離れた曲ですが、それでも

軽いだけの曲ではないと思います。シチェドリン、リーバーマンなどの曲から一歩進むとこんな感じ

になるんじゃないでしょうか。たいへん興味深い作曲家です。

 

例によってトピずれの無名曲のお話になりましたがお許し下さい。

失礼しました。

 

NAXOS Classical 8.555847

これは bernardsstar さんの 1391 に対する返信です

 

リーバーマンのオペラ

2005/ 3/30 19:29

メッセージ: 1394 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

juncoさま

 

リーバーマンのオペラのこと、有難うございました!!

 

セル指揮でもうひとつ、と書きましたのが<ペネロペ>でした。

 

<レオノーレ><メディア>確かに興味深いタイトルです。オペラは4作品あるということですね。

<女の学校>

ドイツ語がご堪能なかた、トピ主さんをはじめいらっしゃるでしょうけれど、皆さまお忙しいでしょうしねぇ・・。

プリントアウトしてぼつぼつ読みたい?見たいと思いますが、

いつのことになりますか・・(笑)

 

リーバーマンは複調性、12音技法を自在に用いた手法ということですから、どういう曲か興味はあります。

 

それから他トピでの話題、Frederic Devreeseのピアノ協奏曲

ノリのいい曲は好きですから、たぶん気に入ると思います。

 

 

>bernardsstarさま

 

トピずれ、拡大させましたのは常習犯の私です。

すみません。

これは junco0707 さんの 1392 に対する返信です

 

>>リーバーマンのオペラ

2005/ 3/31 23:15

メッセージ: 1395 / 1477

投稿者: junco0707 (女性/大阪府)

 

jumeautriste 様

 

こんにちは

 

リーバーマン、調べれば調べるほど面白そうな人ですね。

複調性、12音技法を自在に用いた手法とはすごい技術を持った人なんですね。

 

オペラは4つじゃないと思います。まだ何かあったように思いますが、調べている途中に

見つけたHPがわからなくなったりして、ちゃんとお知らせできていません。「メディア」

は正しくは「Freispruch fur Media」というそうです。あと有名なオペラの総監督なんかも

していますね。いいかげんなことでごめんなさい。

 

ドイツ語をお読みになるのですね。スゴイです。

Yahooドイツのネット翻訳にかけて英語にしようなんて横着なことをしたら、よけいわけ

が分からなくなりました(汗)

 

Frederic Devreese、見ていただけましたか(笑)

私はこのCDを買おうかなって思っています。かなりお気に入りです。

 

また素敵な曲がありましたら、ぜひご紹介下さい。

これは jumeautriste さんの 1394 に対する返信です

 

タマラ・ド・レンピツカ

2005/ 4/ 4 21:16

メッセージ: 1396 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

http://www.fantasy.fromc.com/art/lempicka.shtml

 

幻想的な作風の画家、タマラ・ド。レンピツカ。(アールデコ+キュビズム)

Portrait Of Ira という作品が、プレヴィン指揮のコルンゴルド:交響曲嬰ヘ調のCDジャケットカバーに使われたことがありました。

これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です

 

タマラ・ド・レンピツカ2

2005/ 4/ 8 22:01

メッセージ: 1397 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

タマラ・ド・レンピツカ作品などを展示する「アール・デコ展」が今月半ばから、東京都美術館で開催とのことです。

これは bernardsstar さんの 1396 に対する返信です

 

音楽祭<東京の夏2005>

2005/ 4/12 0:57

メッセージ: 1399 / 1477

投稿者: la_vera_storia (男性/神奈川県 日本の空の下)

 

今年の「東京の夏音楽祭2005」では、とても珍しいものをやるようですね。

「イスラエルの伝統歌唱」と題されている2回の公演です。

 

<ユダヤ人伝統歌唱とサマリアのア・カペラ詠唱>

http://www.arion-edo.org/tsf/2005/program/concert.jsp?year=2005?=ja&concertI d=m13

<旧約聖書:声の宇宙>

http://www.arion-edo.org/tsf/2005/program/concert.jsp?year=2005?=ja&concertI d=m14

これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です

 

イエメンのユダヤ人

2005/ 4/12 21:00

メッセージ: 1400 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

今はほとんどいないそうですが、かつてはユダヤ人がたくさんイエメンにいたとのことです。

イエメンのトゥタバ朝の王の命によりユダヤ教伝導師がイエメンに派遣されたと言われ、

ナジュラン(現在はサウジアラビア領)での迫害など、キリスト教徒(エチオピア人含む)、ユダヤ教徒の争いもイエメンで起こりました。アラブ化される前のイエメンのほうが、ユダヤ教徒のもともとの姿を維持していたと言えるかもしれません。

 

現在、イスラエルでは、ソ連から移住したユダヤ人のために豚肉の流通も認められているそうで、様々な「自称・他称」ユダヤ人のるつぼとなっているようですね。その中での音楽の多様性も興味深いです。

これは la_vera_storia さんの 1399 に対する返信です

 

 

   

「聖書アラビア起源説」

2005/ 4/16 5:06

メッセージ: 1401 / 1477

投稿者: la_vera_storia (男性/神奈川県 日本の空の下)

 

「聖書アラビア起源説」というのがあります。内容的には以下です。

http://www.ne.jp/asahi/fuse/abraham/west-asia/israel/is-12-index/is-12-bible-roo t/is-12-bibleroot.htm

以下の本で論じられています。(すでにお読みになられたでしょうか?)

http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4794203330.html

この本は、れっきとしたscholarly workであり、非常に刺激的な説が展開されていますし、少なくともこの本で読む限りでは、それなりの説得性はあります。問題はこの地方の徹底的な考古学的調査がなされておらず、その点による立証がなされていない点でしょう。とはいえ、この本のこの説だけで、自然条件の大変厳しいアシール地方を大規模に発掘調査しようという個人・団体・学術調査機関などは現われにくいでしょうね。パレスチナよりもアシール地方のほうがイエメンには近い点でも、なかなか興味深いとは思います。

 

*以下でもこの本について紹介されています。この「聖書アラビア起源説」についての要約としての意味のみで、以下のページを紹介いたしておきます。その他のページは、なかなか問題のある内容も多いため、直接のリンクはいたさないこととします。

ttp://www5f.biglobe.ne.jp/~shishoukaku/07sk/160813guide/guide.html#0302

これは bernardsstar さんの 1400 に対する返信です

 

プフィッツナーの歌曲

2005/ 4/16 19:25

メッセージ: 1403 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

ヒュッシュ、プフィッツナーの伴奏で聴いています。

 

繰り返し聴いていて、何曲かは心に残るようになってきました。

 

・Abbitte<謝罪> Op.29-1 ヘルダーリン

・Nachts<夜に> Op.26-2 アイヒェンドルフ

 

<断罪> 歌はつぶやくような、

ピアノも間奏数小節以外は和音、分散和音だけ・・印象の強い曲です。

<夜に> 3節、高揚するところに

ワーグナー(ヴェーゼンドンク・リーダー)を思わせるような一瞬があります。

 

どの曲も楽譜を見ていないので、オリジナル・キーは分かりませんが、

ピアノの音に翳りがあり過ぎ、よけいに曲想を暗くしているように感じます。

ヒュッシュは高いバリトンではないですし、

キー、下げているのではないかと思いますが・・。

楽譜は2巻出ていますが、未入手です。

これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です

 

Re: 「聖書アラビア起源説」

2005/ 4/16 21:59

メッセージ: 1404 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

「聖書アラビア起源説」は、パラパラめくり読みしたことがあります。

 

今取り組んでいるのは、むしろ、ヒッタイト語の勉強で、インド・ヨーロッパ語族であり、古典ギリシャ語の語彙と共通するところがあるのが興味深いです。

 

解読というと、線文字Bが有名ですが、ヒッタイト語を解読したチェコ人のベドジッフ・フロズニーももっと注目されていいですね。20か国語に通じていた人とのこと。卒業したウィーン大学にはそうそうたる顔ぶれが並んでいます。

 

http://www.answers.com/topic/bedrich-hrozny

 

http://www.answers.com/main/ntquery?method=4&dsid=2222&dekey=University+of+Vienn a&gwp=8&curtab=2222_1

 

以下のサイトはチェコ出身の著名人のリスト。ユダヤ人・ドイツ人も含んでおり、マーラー、コルンゴルドらの名も見えます。

http://fr.wikipedia.org/wiki/Liste_de_Tch%C3%A8ques_c%C3%A9l%C3%A8bres

 

「Kebra Nagast」や、「The Book of Enoch」も読んでみたいですね。「The Book of Enoch」は、日本語版も出ていました。

これは la_vera_storia さんの 1401 に対する返信です

 

Re:プフィッツナーの歌曲

2005/ 4/17 13:56

メッセージ: 1406 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

小生の持っているプフィッツナーの歌曲のCDは、Hans Pfitzner Lieder Complete Edition Vol.5 という表題で、作品番号が、30, 32, 33, 35, 40が収録されています。従って、26,29を聴くには、Vol.4あたりを購入する必要がありますね。機会があったら、私の方からも報告したいと思います。

 

本日は、絶好の行楽日和。でも、早くいまのサラリーマン生活から脱却して、アーリーリタイアメント生活に入り、中東欧、中東、コーカサス、アフリカの文化・歴史研究に専念できるようになりたいです。そのときが、小生にとっての「春」です。

 

でも小生に週末届いているEメールを見ると、またまた、どうしようもなく混乱してしまった案件を何とか解決してくれ!!といったものばかりです。禄を食んでいるばかりに、自分には全く責任がないものに責任を負わされるのが、サラリーマンというもの。

コルンゴルドも作曲科の教師の職をすぐに投げ出して自由人の生活に入ったそうですが・・・

これは jumeautriste さんの 1403 に対する返信です

 

一閑人

2005/ 4/20 19:42

メッセージ: 1408 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

八重桜も満開の春ですね。

 

自分にとっての「春」

好きな研究に専念、没頭できる時こそが「春」とのことですが、

私にとっては「一閑人」

これは茶道の御点前に使う蓋置きの一種、

”井戸覗き”

乾いた井戸からいつ水が湧き出るか、

一日中井戸の中を覗き込んでいる唐子の姿を蓋置きにしています。

閑の極みですね・・この時を待っています。

 

 

>プフィッツナーの歌曲

 

bernardsstarさんの聴いてらっしゃるCDはバリトンでしょうか?

これは bernardsstar さんの 1406 に対する返信です

 

フランツ・シュミットの新譜

2005/ 4/22 12:02

メッセージ: 1409 / 1477

投稿者: ZAKKYO2000

 

フランツ・シュミットの交響曲全集が、ファビオ・ルイジ=MDRで出るみたいですね。確か「キリスト〜」も出しているはずなのでもしかしたら全集でも作る計画なのかな?この指揮者、ヨーロッパでは注目株らしいので是非聴いてみたいですね。

 

ところで、最近ヤルヴィの全集を聴きなおしてみました。相変わらず口当たりのいい音楽で、聴いている時はとても楽しいのですが、残念ながら終った後に強烈な印象を残し再度聴こうという感じではなかったですね。

 

調べてみると4曲が1900年代、1910年代、1920年代、1930年代とほぼ10年間隔で作られているのですが、もしかしたら時代の流に対して10年ずつ遅かったのかもしれません。

 

その辺のところをルイジはどう演奏してくれるのでしょうかね?

これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です

 

Re:フランツ・シュミットの新譜

2005/ 4/23 18:41

メッセージ: 1410 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

フランツ・シュミットの交響曲のCDで、小生が持っているのは、

 

1番:マルコポーロ盤

2番・3番:ヤルヴィ

4番:ウェルザー=メストです。

 

2番は中々の名曲・名演だと思っているのですが・・

 

ヤルヴィ指揮の交響曲全集で持っているのは、

 

トゥビン、フィビヒ、バーバーです。フィビヒ、バーバーは、曲自体がさわやかに演奏すべき作品で、そんなに情念をこめるべきでないので、問題なしですね。トゥビンは、曲自体に出来・不出来があり、また、ヤルヴィ盤以外のCDは、オーケストラの技量に問題があるので、やはり、ヤルヴィ盤問題なしと、思っています。

 

ファビオ・ルイジ=MDRも楽しみですね。

これは ZAKKYO2000 さんの 1409 に対する返信です

 

Re:>プフィッツナーの歌曲

2005/ 4/23 18:52

メッセージ: 1411 / 1477

投稿者: bernardsstar

 

このCDの演奏(声楽)は、

 

Julie Kaufmann (Soprano)

Iris Vermillion (Mezzo-soprano)

Robert Holl (Bass)

 

です。

これは jumeautriste さんの 1408 に対する返信です

 

歌手

2005/ 4/25 23:04

メッセージ: 1412 / 1477

投稿者: jumeautriste

 

有難うございました。

 

Robert Holl

 

「ドイツ精紳について」でもソリストでしたが、リートの録音もあるのですね。

ホッターの弟子だったと思います。

 

この歌手はワーグナーも歌ってますけど、

マルケ王はいいけれど、ザックスは声のイメージが違いますよね。

これは bernardsstar さんの 1411 に対する返信です

 

シチェドリンのCD

2005/ 4/28 0:37

メッセージ: 1413 / 1477

投稿者: amadeo9427y

 

junco0707さまへ

このトピックスのバックフィールドを見ていましたらあなたのシチェドリン求む情報を拝見致しました。私は本来モーツアルティアンですが現代音楽も聴いています中々受容できるものが少ない中で彼のものはなんとか聴けているようです。

 ご存知の情報かもしれませんが下記のCDが手元にありますのでご紹介します。

 @ バレエ音楽「THE SEAGULL」2幕

Alexander Lazarev指揮ボリショイ歌劇場管弦楽団 <RussianDisc RDCD10 050>

この作品はチェーホフの「かもめ」を

下敷きに名花Maya.Plisetskayaの為に

作曲されたようです。冒頭から緊張感

溢れる曲調で聴きやすい感じの79分!!

 

 A Stikhira by Ivan the Terrible

=Stikhira for the Millenary of Christianisation of Russia

Gennadi・Rozhdestvensky 指揮

ソヴィエト文化省交響楽団

<メロディア SUCD 10-00007 >

これは宗教曲と言ってよい内容です。

ロシア正教のミレニアムの為の音楽?

前半はロシア正教のテレブレと手紙の

朗読、後半に管弦楽が約25分あってこれも動きの少ない祈りの音楽。

  

 B THE SEALED ANGEL

2人のSpとMS、T、CT、AとFl、混声無伴奏のための・・・・

これもロシア正教の音楽が母体

ウラディミル・ミニン指揮モスクワ室内合唱団、ussrロシアン合唱団ほか

 <メロディア SUCD 10−00004>

 曲はボルトニャンスキーの合唱協奏曲を思わせる第1部 19分 第2部17分 第3部 はリゲティ風の24分と

1時間を越える大作。

 AとBはやや異色の作品でしょう。

しかし全体にシチェドリンは聴きやすい

方だと思います。

これは junco0707 さんの 1384 に対する返信です

 

>シチェドリンのCD

2005/ 4/28 22:26

メッセージ: 1415 / 1477

投稿者: junco0707 (女性/大阪府)

 

amadeo9427yさま

 

シチェドリンのCDの情報ありがとうございます。

彼の曲は現在カルメン以外はなかなk見つけにくい曲ですね。

このまえこちらでjumeautristeさまに、 オーケストラのための協奏曲、

1、2番のお話を興味深く伺ったところです。

 

今回ご紹介いただきました曲はどれも名前すら知らない曲ですので、

たいへん興味深く思っています。なかでも「THE SEAGULL」が私の好みに

あいそうです。

 

一つ質問ですが、メロディアというレーベルは現在も存在するのでしょうか?

旧ソ連の珍しい曲を専門に扱っていた貴重な存在でしたが、最近は見かけません。

 

RussianDiscは最近入手しましたピアノ協奏曲集がそうですが、こちらのものは

まだ入手可能でしょうか。

 

モーツアルトとシチェドリンとはほんとうに面白い組み合わせですね。

そういう私もどちらも好きで、何でも聴いていますが(笑)

貴重なお話ありがとうございました。

 

ちょっとトピずれかもしれません、トピ主さまごめんなさい。

これは amadeo9427y さんの 1413 に対する返信です

 

シチェドリンのCDの調査

2005/ 4/29 21:26

メッセージ: 1416 / 1477

投稿者: amadeo9427y

 

 JUNCO0707さま  <神戸のアマデオ>

始めにトピ主さんに謝っておきます。

こういうのってトピずれしているって表現するんですね、ごめんなさい。

 さて、シチェドリンのCD入手可否の件で調べてみました。

 メロディアはこれまでは大手のBMGが扱っていたそうですが現在は手を引いて

いるのでダメだそうです。

ただ、今後他の大手若しくはマイナーが

扱う可能性も無きにしも非ずとの事。

 ロシアンディスクについては扱い店があるのでOKだそうですが在庫が少ない傾向にあるらしく具体的に品番を提示してみる必要がある。

 以上は梅田の第一ビルにあるワルツイー<旧ワルツ堂>のNAKAOKAチーフにに問い合わせたものです。

 JUNCO0707さんは大阪との事ですからこの店ご存知かもしれませんね。

 NAKAOKAチーフは何時でもどうぞとの

由、 (TEL 066 344 3940 )です。

 

 追記 

シチェドリンのStikhiraの後半部分だけ

ですがロストローヴィッチ指揮ナショナル交響楽団が演奏したものをFMで録音したものが手元に有りました。このコンビは大手が出している筈ですからお調べに

なったらどうでしょう。 ではまた・・

これは junco0707 さんの 1415 に対する返信です

 

>シチェドリンのCDの調査

2005/ 4/30 21:02

メッセージ: 1417 / 1477

投稿者: junco0707 (女性/大阪府)

 

アマデオさま こんにちは

 

わざわざご丁寧な調査ありがとうございます。

やはりメロディアはありませんでしたか。シチェドリンの交響曲1番は

メロディアにしかないようなので、しばらくは入手できそうにありません。

ところでシチェドリンのピアノ協奏曲4番があるそうですが、ご存じで

しょうか。これも廃盤で入手困難とか。

 

でもロシアンディスクでなにか良い物を見つけたいですね。

Stikhiraはさっそく調べてみる事にします。

 

第一ビルにはあまり行く機会がありませんでしたが、ワルツィーさんには

是非一度訪問させていただきたいと思います。第二ビルは楽譜のササヤさん

があるのでたまに行っています。

 

ご親切にありがとうございました。

これは amadeo9427y さんの 1416 に対する返信です