お役に立てず
2003/10/20 17:32
メッセージ: 950 / 1477
投稿者: nx_74205defiant
こんにちは。
私もここの住民の一人として・・・。
自分は素人の唄歌いであり、たまたまコルンゴルトの曲と人生に興味を持ち、ひいてはハプスブルク末期から第2次世界大戦終了までの歴史と音楽に興味を持つた者です。
私も小ネタで繋ぐのは潔いとは思いませんし、さりとてコルンゴルト関連だけで独白になってもなあ・・・と言うのがありました。
もしトピ主様がそれでよければ、今までの演奏活動とそれにまつわるあれやこれやのお話なども書いておこうかと思うのですが・・・(興味のない人にはくだらないかも)
それにして沈むのが早いですね、ここ。
子供も幼稚園の運動会やら、遠足やらでパタパタしていると、あっという間にお尻のほうになってしまうのですから。
これは bernardsstar さんの 949 に対する返信です
ゆっくり、のんびりと
2003/10/21 3:35
メッセージ: 951 / 1477
投稿者: SPINATPOLKA2 (女性/オーストリー)
bernardsstarさん、
トピ閉鎖を考えていらっしゃるとの事、大変残念に思います。
>大変に回転が速く、1週間もほっておくと沈んで消えてしまいます。かといって、手抜き情報でUPすることはしたくないというのが小生の信念です
1週間という短さで1番下まで下がり、消える運命にあるというのは本当に嘆かわしい事ですね。
この短い周期の中で、何か新しい話題や資料を見つける事は難しく、そういった意義のあるトピに限ってその傾向が強く、話題もないままに消えるのを防ぐのは心苦しいものです。必ずいちゃもんがつきますし。
それでも、それが頻繁でなくとも、興味深い資料や話題が提供されるトピや、長年続いていてふと以前話題になった事柄のページを振り返って開けたいようなトピを見るにつけ、掲示板の楽しさを感じています。
このようなトピに必ずupの際に横やりが入るのは、”中身を読みたい人たち”のことを全く考慮に入れぬイタズラとしか思えません。自分に興味がないことなら平気で他人を傷つける事が出来るというのは大変嘆かわしい事です。しかもそれが大人であればなおさら私には信じがたい事です。
サイクルが短くて消されてしまうようならば、遠慮なく上へ上げるべきです。思いやりのない中傷などお構いなく。
このトピにはごくわずかしか投稿していませんが、いつも楽しみに読んでいます。知らなかった事を教えていただいたり、興味を持てるようになることが、掲示板の1番楽しいところ。そう思っている方達は沢山いると思います。
たまにでもいいですから、意義ある情報を提供して頂けないものでしょうか。ゆっくりと、のんびりと。
nx_74205defiantさんの話題提供も楽しみにしているのですが。
これは bernardsstar さんの 949 に対する返信です
死にきれず・・・
2003/10/22 22:56
メッセージ: 952 / 1477
投稿者: bernardsstar
ひとりでに沈んで消えてしまうのは、かえって楽なんですが、削除申請するのは、面倒くさいだけでなく、
切腹なかなかできず、ためらい傷。介錯頼むって感じがします。
応援してくださった方々に心から感謝。何かいいアイデアがないか?新機軸はないか?しばらく考えてみます。
週末は、シカゴ響(バレンボイム指揮)の「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死」「ブルックナー:交響曲7番」を聴きにいく予定。90年代半ばに、このコンビでの「ブルックナー:交響曲8番」を聴いて以来です。
これは SPINATPOLKA2 さんの 951 に対する返信です
かたじけないですが
2003/10/23 18:52
メッセージ: 953 / 1477
投稿者: nx_74205defiant
新機軸、と言うわけではないですが、このごろヤフオクで入手した「ウイーン歌劇場の名歌手達1・2」という、歌手のインタビューから構成された本を読み終わりました。歌手達の中には、演劇化され、現代化された演出に、根強い拒否反応があるようです。
実は「死の都」の作曲家、コルンゴルトもそういう省エネ化された舞台や、現代的解釈のされた先鋭的な演出には否の人でした。
みすず書房「コルンゴルトとその時代」によると、戦後ウイーンに一時帰国した(純音楽会への復帰意欲満々の)彼は、戦後のオペラの舞台を見て、驚いて質問すると、劇場側から
「観客はあの紗幕でお城を創造し、見えない舞台を想像するのです」とかと言われ、自分は古い人間なのだと、苦く再認識する事になったそうです。
依然こちらで紹介した、九月二十日、NHKBS2で放映された「死の都」も、そんな感じの演出でした。
今日は子供が風邪を引いて、熱を出し薬で寝ている状態なので、簡単なデータのみを記しておきます。
「死の都」
ストラスブール・ライン国立オペラ
ジャン・レイサム・ケーニック指揮
ストラスブール・フィルハーモニック管 弦楽団
発売中のDVDをそのまま放送した様です。コルンゴルト作品を紹介してくれたのは嬉しいのですが、一寸手抜きかも・・・
キャストその他に関しての感想は、また後ほど・・・
トピ主様に業務連絡
亡命アルメニア人の子孫、アダム・エゴヤン監督の「アララトの聖母」は、もうご覧になりましたか?
これは bernardsstar さんの 952 に対する返信です
シュトラスブール「死の都」キャストなど
2003/10/26 4:28
メッセージ: 954 / 1477
投稿者: nx_74205defiant
連続投稿ですが、お許し下さい。
「死の都」が、来年のザルツブルク音楽祭の演目に加えられたそうです。
冬にはとうとうコルンゴルトが生前復帰を熱望したウイーン国立歌劇場での公演が予定されているそうです。
コルンゴルデイアンにとっては、どちらも喜ばしい。
さて、ストラスブールの「死の都」ですが、キャストは
パウル・・・トシュテン・ケルル
亡妻マリー&踊り子マリエッタ・・・アンゲラ・デノケ
パウルの親友フランク・・・ユーリ・バトゥコフ
パウルの家政婦ブリギッタ・・・ビルギッタ・スヴェンデン
ピエロのフリッツ・・・シュテファン・ゲンツ
パウル役のケルルは、とても良いテノールで、役の切迫した状況をよく表現していました。充実した高音を最後まで維持し、お人形を抱いて愛撫していると言う役作りも(?)自然にこなしていました。
パウル役は、分厚い管弦楽を伴う事から、主にヘルデンテノールが務めます。
過去にはハンス・ホツプ、ジェイムズ・キング、録音でルネ・コロなど、ジークフリート役を務めるような声質です.
ケルルはそれらに比べると、ややリリックですが、傷つきやすく現実に順応できない
青年役を公演していました。
デノケもドラマティック・ソプラノの厚みが要求される役にしては、少し軽めですが、魅惑的な演技と容姿で、貞淑な亡妻の幻と、奔放な踊り子を演じ分けていました。
このマリエッタ、以外と中音から低音域が多く、Cも度々出るのですが、デノケはどちらも充実していて満足です。
この人は、98年のザルツブルクで「カーチャ・カバノヴァ」の主人公を歌ったのですが、その時より、演技も歌も達者です。
この主人公二人が、来年のザルツブルクで歌うのだそうです。どんな演出になるのか、今から楽しみであり、少し怖いですね。
フランクは、押し出しの強い容姿に、なぜかメフィストフェーレのような角とメイクを施していますが、圧倒的な存在感でした.
ピエロのフリッツも、出番こそ少ないのですが、歌い得な美しい「ピエロのダンスの歌」をしっかりと決めて、喝采を浴びていました。
都ブリュージュが持つ陰鬱な魔力にとらわれて、妻を忘れられないパウル・・・というよりは、
全編彼の性的妄想の世界、と言う感じの演出で、
ブリュージュを去る決心をする筈の最後は、なんとパウルが自分の胸を刺し、血まみれのまま亡妻のミイラを抱いて同じ墓に入って行く、と言うホラー仕立てでした。
これは nx_74205defiant さんの 953 に対する返信です
Re:「死の都」「アララトの聖母」
2003/10/26 9:05
メッセージ: 955 / 1477
投稿者: bernardsstar
nx_74205defiantさま。色々とお気遣い・情報、どうもありがとうございます。
ザルツブルグ音楽祭での「カーチャ・・」(ヤナーチェク)は、一部を小生もNHK番組で見ましたが、「イェヌファ」のようにむちゃくちゃ暗い歌劇ではなく、からっとした明るさがあり、またドイツ音楽にはない新鮮なコード進行があって魅力的な作品に思われました。
「死の都」も(コルンゴルドの作品自体がそうですが)、純粋ドイツ音楽ではなく、イタリア歌劇の美点が生かされている傑作だと思うので、今後も多くの歌劇場で取り上げていってもらいたいと思います。
「アララトの聖母」も優れた映画だとは思っていたのですが、「映画」というもの自体、小生は苦手で、ここ数年ほとんど行っていません(涙で目が潤むのを他人に見られたくない)。
この映画の中ではアルメニア語で会話されているということで、映画製作者のポリシーを感じます(ポーランド人役が英語で台詞をしゃべる「戦場のピアニスト」は良くない。)
ところで、
日比谷でこの映画が上映されたわけですが、この映画館街に隣接した「三信ビル」(サウジアラビア航空のオフィスがあるビル)は、小生は東京で最も美しいビルディングだと思っています(ウィーンやプラハのアールヌーボーを感じます。)
歌劇の演出も、建築様式も、「手抜き」をやめて、かつての入念な作風に回帰してほしいですね。
これは nx_74205defiant さんの 954 に対する返信です
既出かもしれませんが。
2003/11/ 3 7:15
メッセージ: 956 / 1477
投稿者: ke_sela_sela
ベルクの3つの小品などなかなか意味深な曲に思われます。
複雑な楽曲ながらいい演奏に接するとその輪郭が浮彫りにされるというような作品ですね。
オーストリアならではの作品ということができるでしょう。
これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です
Re:既出かもしれませんが。
2003/11/ 9 19:50
メッセージ: 957 / 1477
投稿者: bernardsstar
先週は本業(サラリーマン)が異常なほどの多忙でした。レスが遅れすみませんでした。
ベルクの「管弦楽のための3つの小品」は、アッバードの指揮のCDがスタンダードでいい演奏だと思っております。(アッバードは今夏のルツェルンの音楽祭で、ドビュッシー:交響詩「海」、マーラー:「復活」で素晴らしい演奏を聴かせて、まさに復活を印象づけていましたが、やはり病み上がりの姿は痛々しい感じがしました)
ところで、本年の新春の願掛けであった「発明と芸術の融合」で何か成果をお見せしようと考えていたところが、本年もあと2か月を切ってしまいました。今後も多忙が続きそうなので、確約はできないものの、下記の別トピでの投稿のアイデアの延長上で何とか本年の追い込みが出来ないか?と、考えております。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835553&tid=job6bda47&sid= 1835553&mid=918
これは ke_sela_sela さんの 956 に対する返信です
コルンゴルトの音楽ルーツ
2003/11/11 17:30
メッセージ: 958 / 1477
投稿者: nx_74205defiant
こんにちは。やっと子供の幼稚園のバザーが終り、一息ついています。短期間で十人分くらいのケーキとクッキーを焼かなくてはならなかったものですから。
ちなみにコルンゴルトも大の甘党で心臓疾患を抱えていたそうです。(直接の死因は脳卒中ですが)中でも大のチョコ派だったそうで、そういえばオーストリアはチョコ菓子多いですよね。
甘やかされて育った、甘党の少年コルンゴルトは、あまーい旋律とノスタルジックな和声を駆使しましたが、少年時代は殆ど他人の音楽を聞かなかったそうです。
当時はまだブラームスが存命で、マーラー、プツチーニ、サン・サーンスなどきら星のごとき音楽家がウイーンを訪れたと言うのに、彼は自分でピアノに向かって弾くのがなにより好きで、著名な音楽評論家の父との音楽会同行などもしなかったそうです。
彼が愛したのはオペレッタで、シュトラウスの甘い旋律を吸収したのでしょう。
アルメニアといえば、学生時代にパラジャーノフの映画をすべて見ましたが、彼もアルメニア出身のグルジア人ですね。
オペラ歌手で言えばレバノン出身のガルベス・ボヤジャンが、虐殺を逃れてレバノンに移住した亡命アルメニア人の二世です。
コシ・ファン・トゥッテにもクロアチアの傭兵と言う設定が出てくるくらいですから、スラブ世界と言うのは、ヨーロッパ世界に色々影響を及ぼしているのでしょうね。
ところで、三信ビルの一階のレストラン「ラ・プロムナード」は、密かなお気に入りです。
地下の本屋さんも好きですよ。
アメリカのインターネット楽譜ショップで、コルンゴルトの最後のオペラ「カトリーン」のボーカルスコアを見つけて、先日届きました。これから勉強して1月に歌います。
これは bernardsstar さんの 955 に対する返信です
Re:コルンゴルトの音楽ルーツ
2003/11/11 23:50
メッセージ: 959 / 1477
投稿者: bernardsstar
「死の都」を作曲した頃まではスマートで精悍なイメージを漂わせていましたが、その後、肥満形で生え際も後退していきましたね。もちろん紡ぎ出される音楽の質は外形とは無関係ですが・・
追伸:海外出張のため、今後2週間ほどアクセスできないと思います。
これは nx_74205defiant さんの 958 に対する返信です
ご安心下さい。
2003/11/17 1:20
メッセージ: 961 / 1477
投稿者: agetokitaitai
しっかりお守りします。
「ウィーン19世紀末、20世紀初頭の音楽」
という主題から思い浮かぶのは、シェーンベルクではないでしょうか。
これは bernardsstar さんの 959 に対する返信です
ストラヴィンスキー「うぐいす」
2003/11/17 14:48
メッセージ: 963 / 1477
投稿者: ZAKKYO2000
先日読響のコンサートでストラヴィンスキーのオペラ「うぐいす」の全曲を聴きました。
このオペラは作曲が中断されえていて、第1幕が3大バレエ前、2,3幕が3大バレエ後に作られているとのことで、1幕と2,3幕では大きく音楽が異なっていました。
2,3幕は改編されて交響詩「うぐいすの歌」としても有名なので、聴きなれた旋律が随所に出てきました。
1幕は当時影響を受けていたR=コルサコフ風の色彩的かつドビュッシー風の印象派的な曲で「スケルツォ・ファンタスティーク」や「火の鳥」を彷彿とさせましたが、同時に初期シェーンベルクやツェムリンスキーの世紀末も連想させる曲でした。
この時期のストラヴィンスキーも、間接的にではあれ、こういったウィーンの音楽の流れに影響されていたことが非常に良く分かりました。
それにしても、思っていた以上に様々な楽器(マンドリンやギターなど)、奏法が出てきました。中でも合唱が水を含んで、うがいの声を、黄色いメガホンを使いやっていたのには仰天しました。
これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です
re.死の都
2003/11/20 12:18
メッセージ: 964 / 1477
投稿者: ZAKKYO2000
>「死の都」が、来年のザルツブルク音楽祭の演目に加えられたそうです。
内容は、演出:ヴィリー・デッカー、指揮:ドナルド・ランニクルズ、管弦楽:ウィーン・フィル
演出や指揮者は良く知りませんが、ウィーンフィルでの演奏、是非聴いてみたいものですね。
それに先駆け、1月下旬にはベルリン・ドイツ・オペラでもティーレマン指揮で上演されるようですね。
これは nx_74205defiant さんの 954 に対する返信です
昨晩帰国
2003/11/24 15:43
メッセージ: 965 / 1477
投稿者: bernardsstar
今回の出張は欧米ではなくアジア地区で、このトピの音楽とは縁遠いところ。
ですが、ある最新鋭のショッピングセンターに流れていたBGMが、どこかで聴いたことのある曲だなあ? と考えてみたら、マーラーの交響曲第3番の中間部で現れてくるテーマにそっくりでした。
これは agetokitaitai さんの 961 に対する返信です
マーラー 交響曲第3番
2003/12/ 2 4:09
メッセージ: 966 / 1477
投稿者: agetokitaitai
勇壮な音楽。すてきな合唱が流れてくるいい曲ですね。
これは bernardsstar さんの 965 に対する返信です
Re: マーラー 交響曲第3番
2003/12/ 3 22:44
メッセージ: 967 / 1477
投稿者: bernardsstar
海外出張から帰ったあとも猛烈に多忙。中々、音楽研究のための時間をとれず。どうも、ありがとうございました。
その先端的ショッピングセンターに流れていたBGMは、第1楽章中間部の流れるようなマーチの最初のところに楽想が似ていました。なるほどと思ったのは、このマーチは何度聞いても飽きることがないので、BGMに最適ということでした。
この楽章の演奏に45分を要するほど長大なのになんとか持ちこたえているのは、この飽きないテーマに理由があるのかも知れません。
これは agetokitaitai さんの 966 に対する返信です
このまえ
2003/12/10 1:54
メッセージ: 968 / 1477
投稿者: agetokitaitai
カリスマ指揮者が、BSでNHKのお祭りに参加してました。
粘着系の作曲家は、精神をすり減らして大変です。
チャイコフスキーにも言えるかもしれませんが、やはりマーラーにはかなわなかったでしょう。
いつの日か、この手の新しいトピつくってみようかな!
これは bernardsstar さんの 967 に対する返信です
世紀末のfemme fatale
2003/12/18 3:59
メッセージ: 969 / 1477
投稿者: Bratwurst111 (男性/de)
トピ主さん、皆さん、ごぶさたしてます。というより、この古いHNでの投稿は初めてかもしれません。以前は「あら探し屋」というハンドルで出没していました。
ウィーンで幾多の芸術に君臨した女神、或いはあまたの芸術家を手玉に取った「運命の女」アルマ・マーラー=ヴェルフェルについて、このトピックでどれくらい扱われていたでしょうか。前の投稿を全部チェックしてませんが、トピ主さんはじめ、まじめな常連の方々の顔ぶれから想像するに、あまり触れられてこなかったかと思うのですが、こんな方向に色っぽく話を曲げるのも一興では?
私が間違えていなければ、このトピックはあと数分で消去されてしまうはずです。本当はもう少し話を練ってから書かないと恥ずかしいのですが、とりあえず投稿させてください。咄嗟の時に思いつくのが上の話では、本性見えたりとか言われそうですが…。
これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です
To: Bratwurst111さま
2003/12/20 22:53
メッセージ: 970 / 1477
投稿者: bernardsstar
どなたかは大体想像できますが、とにかくありがとうございます。
ZAKKYO2000さま、agetokitaitaiさま、nx_74205defiantさま、皆様に色々とご提案をいただきながら、中々レスできなかった理由はとにかく多忙であったことでした。
アルマ・マーラー関連本は日本でも幾つか出版され、小生もいくつかは読んでいます。その中で、ある本の中に書いてあった、ニューヨークでユダヤ人の歴史を題材にした歌劇の作曲を著名ユダヤ人作曲家に委嘱しようという話が持ち上がったという話に興味をもち、当時、ノミネートされたブロッホに興味をもちました。しかし、時間がなくブロッホ探求は進んでいません。
それから、アルマ・マーラー研究のためには、プフィッツナー研究も欠かせないでしょうね?
これは Bratwurst111 さんの 969 に対する返信です
プフィッツナー
2003/12/27 14:32
メッセージ: 971 / 1477
投稿者: jumeautriste
トピ主さま はじめまして。
存続してほしいトピなので書かせて頂きます。
>プフィッツナー研究も欠かせないでしょうね?
プフィッツナーのオペラを聴こうと思い立った去年から、録音を集めてはいるんですが、店頭ではめったに見かけないですね。
2〜3か月前に弦楽四重奏、ピアノ・トリオ、Vnソナタ、ピアノ小品の4枚セットを見つけて
弦楽四重奏だけは聴き終えたところです。
文献はどうなのでしょうか?
訳本ではほとんど皆無だと思いますが、
原書で探せば何かあるのかもしれないですね。あったとしても昔、第二外国語で習った程度では手も足も出ないですが。
ご研究が進めば、お教え下さい。
これは bernardsstar さんの 970 に対する返信です
Re:プフィッツナー
2003/12/28 21:59
メッセージ: 972 / 1477
投稿者: bernardsstar
>存続してほしいトピなので書かせて頂きます。
どうもどうも有難うございます。このようなご意見をいただくと、がんばらにゃと思います。
本年4月に古本で買った、「Alexnander Zemlinsky Der Koenig Kandaules」という本は完全に積ん読状態で、おそらく、プフィッツナー歌劇解説本を原書で購入すると、同様なことになってしまいそうです。
でも、プフィッツナーはドイツ音楽史上、大変に興味深い人物であることは間違いなく、(交響曲2番のような駄作も作曲しているとはいえ、)2004年の小生の重点テーマとして研究を推進したいと決意表明します。
これは jumeautriste さんの 971 に対する返信です
チェロとピアノのためのソナタ
2004/ 1/ 3 12:51
メッセージ: 973 / 1477
投稿者: jumeautriste
明けましておめでとうございます。
プフィッツナーのCD紹介です。
この作品、私は昨年一番多く聴いた曲ですが、
今年もまた飽きることなく聴いてます。
「チェロとピアノのためのソナタ Op.1」
レーベル ARTE NOVA
R・シュトラウスのチェロ・ソナタと一緒に録音されているため、R・シュトラウスのコーナーにありました。
後の作品のやりきれない暗さ、虚しさ、(それが魅力でありますが、)より瑞々しい精気を感じます。
チェロよりピアノに聴き入ってしまってます。
3楽章の”可能な限り速やかに”はすっきりと小気味のよい楽章です。
ふと現れるメロディーも、跳躍音程も何とも美しいです。
これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です
Re:チェロとピアノのためのソナタ
2004/ 1/ 3 16:29
メッセージ: 974 / 1477
投稿者: bernardsstar
こちらこそ、明けましておめでとうございます。
2004年はいい年でありますように、とは思いますが、結構激動の年かも知れません。
プフィッツナーのチェロとピアノのためのソナタには興味を持ちました。ご紹介いただき、ありがとうございます。CDを入手したら感想を投稿させていただきたいと考えます。
(P.S.)小生は、この正月休みは、ユダヤ人の歴史に関する書物を読んだり、もうひとつの趣味である、紙工作による発明(新飛行法を得られるか???)に時間を費やしました。この「発明」のほうの成果も御覧いただければ幸いです。
http://members.at.infoseek.co.jp/bernardsstar/ber1.html
これは jumeautriste さんの 973 に対する返信です
いろいろ
2004/ 1/ 8 18:24
メッセージ: 975 / 1477
投稿者: jumeautriste
「発明」のご趣味、見せて頂きました。
たいへんなことでお忙しいのに、簡単に”このトピを存続して欲しい”などと云ってしまいました。
こちらは専門的な書き込みも多く、アカデミックな雰囲気があって、
とても敷居が高くて今までは読ませていただくだけでしたが、色々参考になりました。
出来れば続いてほしいですが、流れでしょうね・・・
プフィッツナーのことをですが、
オペラ「クリスチャンになった妖精」を大手CD店で、半年以上前から見つけてはいるのですが、
ORFEOはドイツ語の粗筋しか付いていない事が多いのと、そのうち値下がりするのでは、などと思って見送ってますが、
珍しい作品はセコイことを云わずに買っておいたほうが賢明かな、とも思ってます。
これは bernardsstar さんの 974 に対する返信です
的はずれですけど…スミマセン
2004/ 1/10 1:15
メッセージ: 976 / 1477
投稿者: thalberg
ウィーンで19世紀末から20世紀初頭に演奏活動をしていた、アルフレッド・グリュンフェルトというピアニスト兼作曲家。
真珠のパッセージとい割れていたそうなんですけど……。
レコードでもウィーンのスタジオで、1899年から1917年頃までにかけて150曲ほどの録音をしてるんですけど…。
もちろんピアノ曲も書いてます。でも、ウィーンっぽくないので、この項からはずれますかね?
一応、ヨハン・シュトラウスのパラフレーズとかトランスクリプションも幾つかあって、ハンス・カンとか弾いてるみたいです。
でも、グリュンフェルトはチェコ生まれでウィーンのサロンピアニストだったので、オーストリア人じゃないから「ウィーン」ではないですよね…。
おじゃましました。
これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です
プフィッツナー:チェロソナタ作品1
2004/ 1/10 23:34
メッセージ: 977 / 1477
投稿者: bernardsstar
ARTE NOVAのCD(R・シュトラウスのチェロソナタとカップリング)を買って聴きました。まず、R・シュトラウス(1881)については、彼の初期の作品は、管楽作品集(若き日のエド・デ・ワールトの演奏で)とマクベスくらいしか聴いたことがなく、この作品を聴くのは初めて。比較的、演奏頻度の高い作品だそうですが、結局、ブラームスの枠を踏み出していない作品という印象でした。なお、この作品は、父、フランツ・シュトラウスが第1稿に対して、「頭の中に現れるアイデア(楽想)の全てが書くべき価値をもつわけではない」と息子の若書きを批判したこともあり、後に改訂されたとのこと。さすがの大作曲家も駈け出しの頃は苦労したようです。
一方、プフィッツナー(1890)のほうは、メロディーの歌わせ方、和声にロシア音楽的なところもあり、この曲についてアントン・ルービンシュタインが「この未来の傑作が到来したことを知ったので、今、安らかに死ぬことができる」と語ったのもうなずける気がしました。特に、短くはじけるような第3楽章に独創性を感じました。
これは jumeautriste さんの 975 に対する返信です
グリュンフェルト
2004/ 1/10 23:43
メッセージ: 978 / 1477
投稿者: bernardsstar
グリュンフェルトは、よくは知らないものの、「行進曲」というイメージがあったので調べてみたら、ヨハン・シュトラウスの「ペルシアン・マーチ」の編曲をしていました。
ウィーンのニューイヤーコンサートで演奏されたこともあると思います。
これは thalberg さんの 976 に対する返信です
グリュンフェルト
2004/ 1/11 1:00
メッセージ: 979 / 1477
投稿者: adolf_henselt
大変良い情報を有り難うございました。
ペルシアン行進曲ですね。早速調べてみます!
面白そうですね。
これは bernardsstar さんの 978 に対する返信です
>グリュンフェルト
2004/ 1/11 9:25
メッセージ: 980 / 1477
アバターとは?
投稿者: shaberibu
J.シュトラウスの編曲物のCDは、
かなり出てますね。
これは bernardsstar さんの 978 に対する返信です
>プフィッツナー:チェロソナタ作品1
2004/ 1/11 19:27
メッセージ: 981 / 1477
投稿者: jumeautriste
早速聴いて頂けて、有難うございます。
二人のチェロ・ソナタを聴いたときの私の感想なのですが、
R・シュトラウスはやっぱり、”リアリスト”
一方、プフィッツナーは、”どこか刹那的で内向的なロマンティスト”
そう感じたこともあって、しばらく付き合ってみたい作曲家です。
ピアノの扱い、2楽章のメロディの断片にはシューマンの影が感じられますね。
これは bernardsstar さんの 977 に対する返信です
ベルクのピアノ・ソナタ
2004/ 1/18 3:12
メッセージ: 982 / 1477
投稿者: axel_zenkai
シェーンベルクが出たら、ベルクも出しておきたい。
チェルカスキーの演奏が好きだな。
これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です
ブロッホ:交響曲 変ホ調1954/55
2004/ 1/18 17:27
メッセージ: 983 / 1477
投稿者: bernardsstar
ちょっとトピずれかもしれませんが、「ユダヤ人作曲家」ということで・・・
作風は、ショスタコーヴィチ:交響曲7〜10番、オネゲル:交響曲4、5番に似ていました。同時期の作品でもあり、
冒頭の、バッハを意識した、B-A-C-Hが半音階進行なので、同じく半音階進行の多い、ショスタコーヴィチに似てしまうのだと思います。(ショスタコーヴィチも、かなりバッハを意識していた)
演奏は、ダリア・アトラス・スターンバーグというイスラエルのハイファ生まれの女流指揮者が指揮する、ロイヤルフィルのCDです。
イスラエル人といえば、ベン・ハイムの作品も聴いてみたいですね。
これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です
Re:ベルクのピアノ・ソナタ
2004/ 1/18 17:34
メッセージ: 984 / 1477
投稿者: bernardsstar
ご投稿ありがとうございます。
以前、小生、「今日聴いたCD」のトピに投稿したことがあるのですが・・
ブーレーズ指揮、内田光子PfのCDを聴いたとき、メインの、シェーンベルク「ピアノ協奏曲」は今イチの作品のように思えましたが、余白に収録されていたこの、ベルクの「ピアノソナタ 作品1」は、まさに「珠玉」とでも言うべきと思えるほど、すばらしかった。
チェルカスキーの演奏はまだ聴いたことがないのですが、ぜひ聴いてみたいですね。
これは axel_zenkai さんの 982 に対する返信です
コルンゴルトの大失敗作「カトリーン」
2004/ 1/19 18:23
メッセージ: 985 / 1477
投稿者: nx_74205defiant
こんにちは。しばらくご無沙汰しておりました。トピ主様。皆様。
年末年始、それに続く日々は、どうも主婦には忙しいのですね。;・(ノД`);・
そればかりか、今週末の24日(土)には、日墺○化協会と言うところの主催する会で、またまたコルンゴルトを歌うので、ただ今最後の暗譜の最中です。(遅すぎ!)
今度の曲は、ネットで楽譜が買えました。「シートミュージックプラス」という海外のサイトです。
ネツトでヴオーカルスコアが買えるようになるとは、草葉の陰のコルンゴルト夫婦も感無量でしょう。
不思議なのは、この「カトリーン」と言うオペラ、実に不遇なのにちゃんと楽譜を売っていること。
コルンゴルトが着手したのは「ヘリアーネ」の後、1920年代で、完成直後にドイツがオーストリアに侵入した為、作曲家一家はアメリカに亡命。
初演は1939年に、なぜかストックホルムでひっそりと行われ、反響まるで無し。
1950年のウイーン凱旋公演も出演者、演出などの総すかんをくらって失敗。
ドイツ系のヒロインがフランス兵の子を身ごもり捨てられる、と言う内容が、第二次世界大戦で負けたオーストリアの人々の感情を逆なでしたのかもしれません。(兵士の方に悪気は無く、後に劇的な再会をするのですが。)
こういう、時代の空気が読めないイノセントなコルンゴルトが大好きなのですから、困ったものです。
これは bernardsstar さんの 983 に対する返信です
コルンゴルト
2004/ 1/19 20:52
メッセージ: 986 / 1477
投稿者: bernardsstar
どうも情報ありがとうございます。
コルンゴルトはだいぶメジャーになってきたようで、アンドレ・プレヴィンの指揮する
交響曲 嬰ヘ調、「空騒ぎ」のCDが、
1200円の廉価盤となって売られていますね。
これは nx_74205defiant さんの 985 に対する返信です
>コルンゴルト
2004/ 1/19 23:09
メッセージ: 987 / 1477
投稿者: jumeautriste
今日、「死の都」、WALHALLというレーベルの1952年の録音を購入しました。
フリッツ・レーマン指揮、バイエルンRSO、
LPではあったらしいですが、ファースト・リリースと書いてますので初CD化なのでしょうか。
先日聴いた「ダフネ」で感銘を受けたマウト・クーニッツがマリー&マリエッタを歌っていたので、喜んで買ってきました。
パウルはカール・フリードリヒと重量級のテナーです。
音質も気になって、すぐスタバで30分余り聴いてみたのですが、
録音も年代のわりには良いほうだと思いますし、歌に関しても歌唱スタイルは古いですが、
聴き応えがありそうです。ブリギッタもフランクもいいです。
また、きちんと聴いてみます。
これは bernardsstar さんの 986 に対する返信です
死の都
2004/ 1/25 18:58
メッセージ: 988 / 1477
投稿者: bernardsstar
WALHALL+Korngoldで、WEBサーチしてみたら、
Die tote Stadt - Cunitz, Friedrich, Kusche, Braun, Holm, Traxel; Lehmann / Munchen 1952 2CD ADD
という内容で、
Interpret Cunitz と書かれていました。クーニッツが解説文を書いているのでしょうか?
WALHALLが2003年12月に発売した一連のCDには、
カラヤン指揮のトリスタンとイゾルデ(1952年バイロイト)もありましたね。
これは jumeautriste さんの 987 に対する返信です
>死の都
2004/ 1/26 1:22
メッセージ: 989 / 1477
投稿者: jumeautriste
>クーニッツが解説文を書いているのでしょうか?
解説はありません。
トラック毎のタイムも書いていない、1枚きりのお粗末極まりないものです。
でも、うそのような値段なので文句も言えません。(2CD 990円)
個人の好みもあるでしょうが、演奏はいいです。
演奏全体が濃厚でして、歌はヴェーヌスとタンホイザーを聴いているようで、
私は非常に気に入りました。
声楽の専門的なことは解らないのですが、
古い時代のソプラノは高音は素晴らしく、歌に情感が込められていていいのですが、
中低音がモタモタとした歌い方で、多少気にはなります。
3幕の前奏曲は欠落なのか無しで、すぐマリエッタの Dich such ich Bild!が始まります。
>カラヤン指揮のトリスタンとイゾルデ(1952年バイロイト)
店頭に並んでましたが、こちらはパスしました。
カラヤンのトリスタン、世評は好いようですね。
これは bernardsstar さんの 988 に対する返信です
プフィッツナーのピアノ曲
2004/ 1/31 22:35
メッセージ: 990 / 1477
投稿者: jumeautriste
5つのピアノ小品 Op.47 (1940〜1941)
Letztes Aufbaumen (bau のaにウムラウトあり)
Ausgelassenheit
Hieroglyphe
Zerrissenheit
Melodie
1曲目の訳が解らないのですが・・・後は直訳ですがなんとかわかります。
CPOレーベルでVnソナタ、6つのピアノ・エチュードと小品ばかりです。
ピアノ曲はスコップのような大きな手でなくても弾けそうなので、
ちょっと見てみようと思って、10日ほど前ですが楽譜を注文しました。
ついでにチェロ・ソナタもピアノ・パートだけけも見てみたいので一緒にお願いしてるんですが、
楽譜屋さんが、”プフィッツナーだったら大抵のものはありますわ”と言ってましたから、
私が知らなかっただけで、結構需要があるみたいですね。
5つの小品は名前は忘れてしまったのですけど、日本人女性ピアニストのCDにも入ってました。
これは bernardsstar さんの 1 に対する返信です
Letztes Aufbaumen
2004/ 2/ 1 15:17
メッセージ: 991 / 1477
投稿者: bernardsstar
「レッツテス・アウフボイメン」
であれば、「最後の抵抗」でしょうか?
(確信はありません。)
Ausgelassenheit は、「大はしゃぎ」ですね。
これは jumeautriste さんの 990 に対する返信です
ベルク 「ある天使の思い出のために」
2004/ 2/ 4 0:37
メッセージ: 992 / 1477
投稿者: jumeautriste
2000年頃出た本ですが、「ドイツ音楽の一断面」ープフィッツナーとジャズの時代
今ごろになって読んでます。
シューマンの<トロイメライ>をめぐるアルバン・ベルクとの論争、という章があり、
作品に対する視点が正反対だということとか、
この論争に彩りを添えたのが、プフィッツナーの擁護者アルマ・マーラーで、プフィッツナーを支持する発言をしたとか。
20世紀のロマン主義者、プフィッツナーとナチズム、
トーマス・マンとオペラ<パレストリーナ>をめぐって・・・など。
この本、プフィッツナーの紹介本という役割は充分果たせてますね。
あとは日本語の楽曲分析がほしいです。
>「レッツテス・アウフボイメン」
訳していただき、有難うございます。
これは bernardsstar さんの 991 に対する返信です
プフィッツナー研究書
2004/ 2/ 8 20:52
メッセージ: 993 / 1477
投稿者: bernardsstar
日本語で出ている本では、
主題と変奏 −ブルーノ・ワルター回想録−
も、プフィッツナーに関してページを割いていると思いました。
これは jumeautriste さんの 992 に対する返信です
ハルトマン 「ヴァイオリン協奏曲 葬送」
2004/ 2/12 15:47
メッセージ: 994 / 1477
投稿者: jumeautriste
カール・アマデウス・ハルトマンが
国内逃亡していたという悲惨な状況下で作曲され、
1939年にヴァイオリンと弦楽オーケストラのための協奏曲<哀しみの曲>として書かれたものを
1959年に改訂し、タイトルも<葬送>と変えた、という事です。
寒々しく、厳しい曲調で、三楽章のリズム(変拍子)は不安、焦燥、怒りとかの現れなのでしょうね・・。
1楽章はフス教の賛美歌、4楽章は1905年のロシア革命の歌、<不滅の捧げ物>からの引用が使われているとのことです。
最後、叩きつけるような終わりかた、印象的です。
ヴァイオリンはトーマス・ツェートマイアーです。
このヴァイオリニストとドホナーニでブラームスのVnコンツェルトを聴いた時、
繊細で清潔な音色で、高音が確かな音程できれいな音、という印象だったので、
ベルクのVnコンツェルトには合っていそうだと思って買ったCDなのですが、
ベルク、ヤナーチェクと共にこのハルトマンが収録されてました。
>プフィッツナー研究書
日本語でしたら、嬉しいです。
言葉という大きな壁が悩みの種です。
これは bernardsstar さんの 993 に対する返信です
「主題と変奏」
2004/ 2/15 12:50
メッセージ: 995 / 1477
投稿者: bernardsstar
白水社から日本語訳版が出ています。
301ページには、コルンゴルトの「ポリュクラテスの指輪」と「ヴィオランタ」の初演(1916年)について、「驚くべき音楽的戯曲的天分を示す作品」と、記載されています。
302ページには、プフィッナーの「パレストリーナ」(1916年完成)について、「トリエントの宗教会議の描写」のために「教会側から異議が出て、上演禁止」となることの懸念が書かれていました。
最近、下記の2冊の本も読んでいます。
(1)ウィーン音楽地図 II ロマン派/近代 (音楽之友社)
マーラー、シェーンベルクが中心です。ゲルステル、ハウアーに関する記事もあります。
(2)世紀末から20世紀音楽へ アール・ヌゥヴォーとユーゲント様式 (音楽之友社)
シュレーカーに関するまとまった記事があります。
これは jumeautriste さんの 994 に対する返信です
ブルーノ・ワルター
2004/ 2/18 20:06
メッセージ: 996 / 1477
投稿者: jumeautriste
「主題と変奏」
本屋さんで検索したら、2001年新装版が在庫あり、になっていたので、近いうちに読んでみます。
ワルターの録音は、縁が無いのか、興味が湧かないのか、あまり聴いてないのですが、
オペラで「フィデリオ」「仮面舞踏会」は聴きましたが、
言われているワルターの演奏とは程遠い、デモーニッシュな演奏です。
METのライヴ録音では、セルも同じような印象を受けたのですが、
アメリカとヨーロッパの文化的風土の違いとでもいうのか・・・指揮者も歌手も人間ですから、
受け狙いをすることもあるでしょうし、おだてられれば(観客が喜べば)木に登る、というような演奏もあるでしょうし・・・
>ブロムシュテット・ゲヴァントハウスのブルックナー5番
同じ演奏ではないと思いますけど、私も聴きました。
ブルックナーでは5番が一番好きなので、忘れられない演奏です。
これは bernardsstar さんの 995 に対する返信です
ヴェーゼンドンク・リーダー
2004/ 2/22 15:12
メッセージ: 997 / 1477
投稿者: jumeautriste
「主題と変奏」 昨日、出かけて買ってきました。
ご紹介、有難うございました。
この間から読んでいるプフィッツナーの本は、読みやすくて、日本語がすんなり頭に入ってきますが、
「主題と変奏」は気合が要りそうですね。
本を読んでいると、つくづく音楽を聴くのって、”道楽”・・・こんなに楽しくて楽なことはない、と思います。
それから、前から知りたいと思っていることで、
ワーグナーとマティルデ・ヴェーゼンドンクの、本当のところどういう関係だったのか、という事があるんですが、
マティルデの詩、というか手紙のような詩を読んでいると何も無かったようにも思えるし・・・
ワーグナーの生きざまにはあまり興味もないのですが、
1日中図書館にいてワーグナー関係の本を読もう、と思うのですが、これも大そうなことで、思いながら何年も経っています。
これは bernardsstar さんの 995 に対する返信です
マティルデ・ヴェーゼンドンク
2004/ 2/22 21:19
メッセージ: 998 / 1477
投稿者: bernardsstar
小生のワーグナー研究はまだ助走段階でして、
WEBサーチで見つけた情報で、ご勘弁ください。
http://www.asahi-net.or.jp/~RD6Y-TKB/Zurich02.html
これは jumeautriste さんの 997 に対する返信です
ワルター
2004/ 3/ 1 21:28
メッセージ: 999 / 1477
投稿者: bernardsstar
「主題と変奏」は数々の興味深い箇所を含んでいます。
ワルターが最初は、指揮者、作曲家の両方を目指し、交響曲なども作曲したが、そののち、自分には指揮の才能しかないことを悟り、作曲をやめたことや、
マーラーが交響曲8番を作曲していた頃は、病気などの理由で、オーケストラスコアを自分だけで仕上げることができず、ワルターなど多くの弟子・仲間が手伝ったことも書かれていました。
これは jumeautriste さんの 997 に対する返信です
祝
2004/ 3/ 2 0:25
メッセージ: 1001 / 1477
投稿者: jumeautriste
トピ主さん
1000到達、おめでとうございます。
テーマ限定ということで、間口は狭い、敷居は高い・・万人向きでは無い・・のに、
何年も続けるのは大変でしょうけれど、ぼつぼつ頑張って下さい。
ワルターの本、まだ読んでいないんです。
プフィッツナーの続きの ”ドイツにおけるジャズ”の所を読んでます。
私の本の読み方は、行ったり来たり、同じ所を何回も読んだり、と要領が悪くて、
なかなか読み終えることはないです。
これは bernardsstar さんの 999 に対する返信です