Poland Page

 

Galicia Site

galicia.htm として、ガリチア専門サイトを立ち上げました(01年1月3日〜)。

 

クラクフのホームページ

古都クラクフのページは、http://www.krakow.pl/ にあります。「Fotogaleria」をクリックすると、クラクフの街中におけるイベントの写真(2〜3日おき)が掲載されていました。「 Komunikacja 」をクリックすると、交通問題の話題が掲載されており、クラクフの交通事情の深刻さについて触れられていました。

特に、クラクフの市内電車・バスに興味のある方には、

http://www.komunikacja.krakow.pl/ をお薦めします。情報が充実しており、デザインも優秀!

    (01年11月7日)

 

リピナーとミツキェヴィッチ

ブルーノ・ワルターの自伝 「主題と変奏」 (白水社。2001年1月新装復刊)に以下のような記載(199〜200ページ)がありました。現在、ほとんど知られてはいないが、20世紀初頭のウィーンにおいて、不世出の詩人と考えられていた、リピナーに関するものです。

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ひろがった樹冠よりも広く発達していた、詩人のかくされた根、というホーフマンスタールの言葉は、すでに私の引用したところだが、リピナーにもあてはめることができよう。彼は詩作するよりも、より多く生活した。彼の精神の保存された宝は、すこししかない。(中略) リピナー自身の作品が、ナチの激怒あるいは戦争の破局によって失われてしまった以上、彼の詩人気質も消えてしまうだろうが、しかし少なくとも彼の言葉の力は、ポーランド最大の詩人アダム・ミツキェヴィッチの『祖先』と『領主タデウス』のりっぱなドイツ語訳のなかで生きのびることであろう。(中略) 彼は天性の即興詩人であって、自由な談話や個人的報告のなかで自己を噴出させるたちだったのである。もし彼がペリパトス学派の時代にギリシアに生まれていたら、弟子たちとあちらこちらを逍遥しながら、談話によって教授する人たちのひとりになっていたであろう。詩人がおもに印刷物によって同時代の人びとに語りかけるような時代にあっては、彼は非時代的な人物であった。

(01年7月14日)

 

コメンスキー、コメニウス(Komensky, Comenius)

コメンスキーの博物館・研究機関一覧と、コメンスキーの年譜を、ハインリヒ・ハイネ大学(デュッセルドルフ)で見つけました。

http://www.phil-fak.uni-duesseldorf.de/erzwiss/e_incom.html

http://www.phil-fak.uni-duesseldorf.de/erzwiss/e_com.html

(01年5月5日)

 

インターネット・サーチによる、コンサート情報

ポーランド(特にワルシャワ)のコンサート情報であります。

(1)  http://www.30ton.com.pl/

左肩の「KONCERTY」をクリックし、さらに「Gdzie ?」をクリックすると、ワルシャワのみならず、ポーランド中小都市での開催も含んだコンサート情報(今後3か月程度)が得られます。また批評など各種記事も豊富ですが、残念ながら、ロック、ポップが中心です。

(2)  http://wyborcza.gazeta.pl/info/home.jsp?dzial=0105

こちらは、映画・演劇が中心。

 

ワルシャワ協奏曲

イギリスのアディンセル(Addinsell)が作曲した短いけれども美しいピアノ協奏曲です。

ワルシャワの名前を冠した曲としては、他に、シェーンベルグの「ワルソーの生き残り(A Survivor from Warsaw)」があります。

ポーランドの作曲家と言えば、まず第一にショパンの名が挙げられます。日本人には知名度が低いものの、現地で大変に人気が高いのがモニューシュコ。代表作はオペラ「幽霊屋敷( )」。この曲の大団円で演奏される舞踊音楽は、(グリークの「ペール・ギュント」にちょっと似ていますが)日本でもしばしば耳にするメロディーの曲であります。モニューシュコに関する詳細は、ポーランドの百科事典「Polish Encyclopedia」の下記サイトに記載されています。 

http://www.encyklopedia.pl/wiem/00b94e.html

(00年3月23日)

 

 

ヴィクトル・クレルスキ記念・市立図書館

ポーランドの図書館のサイトはないかな?と、ネットサーチしていたところ、グルジョンチ(ドイツ名:グラウデンツ)の市立図書館のサイトに行き着き、これがなかなか面白い内容でした。

(以下、下記URLからの引用・要約です。蔵書「LEXICON」などの興味深い画像もお楽しみください。)

http://www.grudziadz.com/biblioteka-miejska/right.html

19世紀から20世紀初頭にかけて、グルジョンチでは、ドイツ文化とポーランド文化が覇を争い、この地には多くのドイツ系学協会、ポーランド系学協会がありました。そして、グルジョンチの図書館には、シェークスピア、シラー、ゲーテ、アリストテレス、タキトゥス、プラトンなどの書物が所蔵されることになったのであります。

これら35万冊の蔵書をもっていた図書館は、1939年に開始されたナチス・ドイツによるポーランド侵略によって破壊しつくされました。すべてのポーランド書籍は、「グルジョンチ新聞」のような定期刊行物ともども破壊しつくされ、これらの復元は今日に至るまで完全には終わっておりません。

ドイツ降伏後、1か月半を経て、この図書館の再建が開始される。ドイツ書籍を所蔵していた1棟は無事であったことも貢献し、1946年5月26日には再開の祝典を催すことができた。

現在、この図書館(ならびに10の分室)は、10万人を超す、グルジョンチの読書人口の要望に応えるべく奮闘している。2000年末時点で、約22万冊(巻?)の蔵書がある。1950年以降は地域書籍の閲覧室が設置される。

古印刷本に加えて、非常に価値の高い、手書きの「グルジョンチ領地目録」も所蔵している。

1996年に開催された50周年記念式典以来、このこの図書館には、偉大なるグルジョンチの印刷・出版会社主、ヴィクトル・クレルスキの名が与えられた。

   (2001年8月5日)

 

美しいポーランド語の百科事典

Polish Encyclopedia (written in Polish)

http://wiem.onet.pl/wiem/

92600件の見出し()と、5838件の写真()などなどが収録されています。検索エンジンを利用するようなやり方で、各項目にアクセスできます。